通り魔事件発生! 犯人、捕まらず!
非常事態なのに、
ここの住民たちがひねもす考えていることといったら……。
未解決事件があった街の人々の「つぶやき」がすれ違ったとき、
心のドラマが走り出す。
茂森正則(13)
冷静沈着キャラを通すためアイスのふたの裏を舐めないようにしている男子中学生。
辻村有紀子(17)
憧れの作家が近所に住んでいるのを知り、会いに行く決意をする女子高生。
最上幹基(20)
将来、弁護士になりたいが勉強する気ゼロの家業手伝い兼自宅浪人。自称モテ男。
安西奈緒美(30)
同居の「カワイイ」義母と釣り合わせるため「さばさば」した嫁を演ずる女子事務員。
工藤泰介(46)
四歳で世界中の国旗と国名と首都を言えたことが心のよりどころの喫茶店マスター。独身。
倉持のぶ子(50)
「ドラッグストアでどうかと思うくらいまじめに働いています」(本人の弁)。バツイチ。
(光文社HPより)
第1章から第6章まで、↑の人たちが順番で主人公になります。
最近、起きた地下鉄の駅コンコ-スをサバイバルナイフを振り回して駆け抜けた事件がそれぞれの話に共通に出てくる。
同じ地域の同じときを生きる主人公たち。
それぞれの日常は、大したものではなく・・・
話も特に面白くないのだけど、何故か可笑しい。
特に男性陣が・・・・・ちょっとキモチワルイです^^;
最初の正則は、まあ中学生だから・・・いいのですが。
第3章の最上幹基と第5章の工藤泰介は、イヤです!
通り魔事件の真相は、詳しく語られないけど、最後の方で犯人は捕まったらしいとわかり、もしかして・・・あの人?という予想は付きます。
最後まで読んで・・・「あれ?もしかして?」とまた最初に、戻って読んで「そうかな?」と思うくらいなので、あまり物語りそのものに関係ないのかもしれないけど・・・・。
でも、日常のほんとに何でもない事を描くのが巧い作家さんだなぁ~。
感動する話とか、印象に残る言葉とか特にないんだけど、結構、すき。
★★★
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まじめで、堅実なOLに展子にこの冬、何かが起きる!?
ひとりで過ごす年の瀬もすっかり板についた匂坂展子は29歳彼氏なし。いつもと変わらない新しい年をむかえようとしていた。そんなテンコの前に次々と現れる過去からの来訪者・・・・。
すねっかじりの元ヘビメタ男“根上くん”むっちり足のウェイトレス“そら豆さん”パン屋で働いていたはずの“ミヤコちゃん”デパ-トのカリスマ社員?“えぐっちゃん”・・・・・そして?
雪降る札幌の街を舞台に加速していく、この冬いちばんのロマンチックスト-リ-。
(マガジンワ-ルドHPより)
朝倉さんの独特な世界が好きです(^^)
これは、まえに読んだ「田村はまだか」に似てるかんじ。
「田村は・・・」は、なかなか現れない同級生の田村を皆でかれの噂話をしながら待つという話でしたが、こちらは、リコという女性を探す話。
探す経緯がまた、おかしい。
日常を普通に過ごすテンコに偶然、出会った懐かしい顔。そこから次々、知った顔に遭遇していく展開がなんとも愉快。
出てくる人たちは、個性的。
ちょっと変?
そして、「タイム屋文庫」が登場するというこれを読んだ読者には嬉しいおまけがありました!
「タイム屋文庫」の柊子も物語にしっかり加わってリコ探しにヒントを与える。
けれど・・・
最後が、またなんともいい。
解説にはロマンチックとあるけれど・・・・どうだろ?
でも、クスッと微笑ましいお話ではありました(^^)
読む人によっては、「なにがおもしろいんだ?」と思われる作品かもですが・・・
わたしは、こういう話、結構好きです♪
次回作も期待します!
これは、まえに読んだ「田村はまだか」に似てるかんじ。
「田村は・・・」は、なかなか現れない同級生の田村を皆でかれの噂話をしながら待つという話でしたが、こちらは、リコという女性を探す話。
探す経緯がまた、おかしい。
日常を普通に過ごすテンコに偶然、出会った懐かしい顔。そこから次々、知った顔に遭遇していく展開がなんとも愉快。
出てくる人たちは、個性的。
ちょっと変?
そして、「タイム屋文庫」が登場するというこれを読んだ読者には嬉しいおまけがありました!
「タイム屋文庫」の柊子も物語にしっかり加わってリコ探しにヒントを与える。
けれど・・・
最後が、またなんともいい。
解説にはロマンチックとあるけれど・・・・どうだろ?
でも、クスッと微笑ましいお話ではありました(^^)
読む人によっては、「なにがおもしろいんだ?」と思われる作品かもですが・・・
わたしは、こういう話、結構好きです♪
次回作も期待します!
★★★★
シャレにならない大人の事情------
朝倉かすみが贈る、ほろ苦くもエロテックな恋愛短編集
「わたし」を脱いで裸になりたい
恋愛小説誌「Feel Love」に掲載された5編と書き下ろし1篇を加えた短編集
(祥伝社HPより)
エロテック?そうかな?それほどでもなかったけど・・・・^^;
6編の短編の主人公たちの殆ど独身で40歳前後。
昔の彼を思い出してみたり、今の恋愛を考えたり、将来を憂いてみたり・・・・・
主人公たちの周りの人間関係も描きつつ、その心情を鋭く表現していて、朝倉さんって、ホントこういうちょっと自虐的なかんじの女の人の話が多いなぁ~。
そして、上手いな~。
性に関する欲望みたいなものも出てくるけど、大人の女性ですから・・・・このくらいはエロテックのうちには入らないでしょ?なんて読んでいました。
特に面白かったのは
「誦門日和」・・・商店街の本屋の娘・わたしと青物屋の晴子のはなし。晴子は、父親と二人暮らし。
小さい時からわたしは晴子と遊び、周りからはしっかり者で礼儀正しい子と評価されていた。
が、晴子にはどこか人を惹き付ける魅力があり、成長すると男出入りの激しい子と周りから評価される。わたしは、小さい頃のまま、真面目だけど不器量。
自慢の兄まで晴子に魅せられて。。。。
最後の最後、ペ-ジをめくった後の晴子の描写が何か切なく、衝撃的!
もうひとつ気に入った作品
「小包どろぼう」・・・宇津井茂美は43歳独身。妹は結婚し娘がいる。
母親の姉のきみちゃんも70歳過ぎで独身。自分の姿と伯母のきみちゃんの姿を重ねて将来をあれこれ思う茂美。
ある日、父の上司の息子たちをある事情により1晩泊めることになっていた日、きみちゃんが肺炎で入院の知らせがあり両親は病院へ。
留守中、上司と思われる杉山とその部下と息子が訪ねてくる。
一人暮らしの伯母は、寂しい暮らしをしていたわけじゃないし、茂美にも何やら恋の予感めいたものを感じるラストが明るくよかった。
朝倉さんの短編作品は、ササ~ッと読めていいな。
★★★
「わたし」が「わたし」の邪魔をする------
子犬救出劇を自作自演する美しい少女、カ-ド破産してもロハス生活を続けるカップル、ダニと鼠のいる部屋に住み深夜のコインランドリ-に現れる女など、身の丈に翻弄される人々を描いた短編集。
(集英社HPより)
またまた、変なタイトルですね・・・笑
内容も凄く変でしたけど・・・・・結構、面白かった^^;
7つのお話のどの主人公たちにも共通する、普通じゃない何か。
上手く説明出来ないけど、考え方、行動・・・・ちょっと付いていけない。
友達になりたくないタイプの人たち、オンパレ-ドというかんじ。
こんな話、よく思いつくよなぁ~が、この著者の作品を読んで思うこと。
まさか、周りにこういうモデルが沢山いるとか?
ご本人が凄く変わってる?
ただ、7つの話の中では唯一「やっこさんがいっぱい」に登場の夫婦の話は、ちょっとほのぼの系で良かったかも。
表題「静かにしなさい、でないと」の言葉は、3番目に登場の作品「静かにしなさい」の中での言葉でした。
誰がどんなシチュエ-ションで言うんだろ?と思ったら・・・・・なるほど、心の声でしたか?
この主人公も相当、変でした。
これ、読む人によっては、凄くイヤな話かもなぁ~。
わたしは、笑って読み終えたけど、笑えない、嫌悪感を抱く人もいるかも・・・。
ほかの人の評価が気になる本でもあります。
幾つかの作品を読んで、この著者本人がどういう人か?凄く気になってきた。
エッセイみたいのないかな?
あったら、読んでみよう。
★★★
ともしびマ-ケット鳥居前店に集まる人々のそれぞれの日常を描いた連作短編集
9つの短編の主人公たちが、ともしびマ-ケットという共通の場所を介して、繋がっていく。
最初の「いい日」では、ネスカフェの大瓶をよく買う女性と遭遇する女性がある日を機に顔見知りになる話。
他にもマ-ケット内で働く人、マ-ケットの前の郵便ポストに寄りかかり、洋書を読んでいる男性、女子高校生などが登場するが、最初のお話のネスカフェをいつも買う女性と繋がっていたり、また違うお話の人同士が実は・・・みたいな関係だと明かされていく。
朝倉さんの独特の言い回しも、人と人の不思議な縁のようなものをより、可笑しいものにさせてくれるよう。
ひとつひとつは他愛もない話なのに、繋がっていくことで、どんどん面白くなる。
最後の話では偶然が偶然を生むかんじで、一同勢ぞろいとなるのがまた可笑しい。
少々、やり過ぎじゃない?と思いつつも、こういうのも愉快でいい。
わたしは好き♪
後ろのあとがきに、この本が出たのは最近だけど、新人賞を取って間もなく、ある編集者さんに勧められて掲載するあてもないが、トレ-ニングの意味で連作短編を書いたそうで、この本は、それらが元になっているのだとか。
だから、朝倉さんにとって、この本はすごく、すごく大事だそうです。
そして、フリ-の編集者になった、そのお世話になった編集者さんが担当でなきゃイヤだと言い講談社さんがその願いを聞き入れてくれたのだとか。
う~ん。いい話じゃない!
その部分だけでも物語になってる!
なんて、最後の最後でなんだか良い気分になりました(^^)
★★★★
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自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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