発行年月:2026年3月
「お届けものです」
〈朝〉とだけ書かれた箱を開けると──?
25万部突破!
ロングセラー「喫茶ドードー」シリーズの標野凪が贈る、
静けさが心を包み込む、「時」をめぐる24のショートストーリーズ。
「とき」をめぐる24編のショートショートを書きました。
目覚めたばかりのまっさらな朝、日差しが高くのぼる真昼、仕事終わりの夕方と家でくつろぐ夜、そして深い眠りに落ちる深夜。
あなたの心の奥深くにも、不思議な「とき」が落ちていることでしょう。
?眠れない夜、そっと開いて一編をどうぞ。(著者より)
〈朝〉
乗り込んだ電車の行き先は、星の瞬く夜空か。
それとも──。
──6時「始発電車」
〈昼〉
咲き誇る百日紅。
母の目にはどう映ったのだろうか。
──12時「正午の百日紅」
〈夜〉
今夜も彼女は、この街に雪を降らせる。
明日を生き抜くために。
──23時「雪の降る街」
〈深夜〉
──ねえ、起きて。
あたしのほっぺたを突いたのは?
──5時「公園の鳩」
(徳間書店HPより)
浜松市出身の作家さんと知り、応援しています!!
朝6時から24時間。一時間ごとに追う短編集。
24のお話、どれも楽しめた。
最初は、普通の日常の話で、ああ、こういうふうに誰かの日常を
覗き見するような短編集かな?と想像したけれど、そうでもなかった。
ファンタジーありSFもありで結構、バラエティ豊かな短編集だった。
特にいいなと思った話。
<13時 蝉の恩返し>
お腹を上にじたばたしている蝉を助けた峯子の元に老紳士が現れ
先日、助けてもらった蝉だという。
何かお礼に願いを叶えてあげると言われるけれど・・・
ないものを悔やむよりあるものを愛でる そういう風にありたいと
静かに首を横に振る
いいな。こういう人には何らかの幸運が運ばれるといいな。
でも、わたしは蝉がそういう状況ににあっても、
怖くて手を出せないな・・・(^^ゞ
<21時の空洞の魚>
変わったタイトルだなと本を手に取ったときにも思った。
主人公のわたしが、手を尽くしても先が見えない夜に行うものだった。
なるほど・・・自分は海の底にいて静かな海をゆっくりとヒレを動かし
漂っていく、空洞の魚になり邪悪なものを脱ぎ捨てる。
そういう対処法を持っているのはいいと思う。
★★★
(徳間書店HPより)
浜松市出身の作家さんと知り、応援しています!!
朝6時から24時間。一時間ごとに追う短編集。
24のお話、どれも楽しめた。
最初は、普通の日常の話で、ああ、こういうふうに誰かの日常を
覗き見するような短編集かな?と想像したけれど、そうでもなかった。
ファンタジーありSFもありで結構、バラエティ豊かな短編集だった。
特にいいなと思った話。
<13時 蝉の恩返し>
お腹を上にじたばたしている蝉を助けた峯子の元に老紳士が現れ
先日、助けてもらった蝉だという。
何かお礼に願いを叶えてあげると言われるけれど・・・
ないものを悔やむよりあるものを愛でる そういう風にありたいと
静かに首を横に振る
いいな。こういう人には何らかの幸運が運ばれるといいな。
でも、わたしは蝉がそういう状況ににあっても、
怖くて手を出せないな・・・(^^ゞ
<21時の空洞の魚>
変わったタイトルだなと本を手に取ったときにも思った。
主人公のわたしが、手を尽くしても先が見えない夜に行うものだった。
なるほど・・・自分は海の底にいて静かな海をゆっくりとヒレを動かし
漂っていく、空洞の魚になり邪悪なものを脱ぎ捨てる。
そういう対処法を持っているのはいいと思う。
★★★
PR
発行年月:2026年1月
父の仇を十二年間追う侍と、仇の息子。
交わらないはずの二人を繋ぐのは、“侍”の矜持。
直木賞作家が初めて挑んだ、武家小説。
仇討ちとは、いったい何なのだ――。
十二年前に父が殺され、以来、仇討のために諸国を巡る清史郎。しかし、仇の手掛かりは見つからない。病死した母の弔いに故郷・安良藩に戻った清史郎は、ある少年を助け、彼に剣の手ほどきをすることに。しかしその少年・隼人は、仇の息子だった。出会うべきではなかったと思いつつ、見限ることのできない感情のもつれ。仇の行方、そして藩内政治――。清史郎が最後に下した決断とは。
江戸時代を生きる「人」を描いた、傑作ドラマ。
(幻冬舎HPより)
12年間、父の仇を討つために故郷を離れ旅をしていた多賀清史郎。
母が亡くなったと知り、故郷に。
そこで出会った少年・隼人(13歳)。
彼は、父・織部を殺めた渡辺幸太夫の息子だった。
それを知りながら、彼には自分の名を伏せて、剣術を教えてほしいという
願いを受け入れる。
狼藉をはたらいた家の者として周囲からは忌み嫌われているが
隼人のことを以前と変わらず友として付き合っている市太郎と神酒之介の
存在が救い。
隼人も賢そうで、父親が人を殺めなければ・・・と不憫でならない。
隼人と信乃は父の無実を信じていて
清史郎自身も本当に父は渡辺幸太夫に殺されたのか?とも思う。
物語の終盤、「え?」と思う真実。
何のための12年だったのか・・・。
これでは清史郎が気の毒過ぎる。
渡邊幸太夫が多賀織部を殺めたことは確かだったけれど、その背景には
藩の事情があって、親友だった二人の考え方に相違があり・・・
それだからって、殺す?
自分もそのあと、自分を責めて切腹?
なんだか、やりきれない。
でも、この時代なら、こういうこともありなのか?
真実を知った、清史郎と隼人は、割り切れない思いもあるだろうけれど
知れたことはよかった。
前を向いて進めるから。
江戸に戻った清史郎がまたいつか、隼人と再会する日が来るといいな。
こんなことがなければ、夫婦になっていたかもしれない早苗がすごく恰好
良くて、スカッとした。
色々あったけれど、最後はなんとなく穏やかな気持ちで読み終える
ことが出来てよかった。
★★★★
(幻冬舎HPより)
12年間、父の仇を討つために故郷を離れ旅をしていた多賀清史郎。
母が亡くなったと知り、故郷に。
そこで出会った少年・隼人(13歳)。
彼は、父・織部を殺めた渡辺幸太夫の息子だった。
それを知りながら、彼には自分の名を伏せて、剣術を教えてほしいという
願いを受け入れる。
狼藉をはたらいた家の者として周囲からは忌み嫌われているが
隼人のことを以前と変わらず友として付き合っている市太郎と神酒之介の
存在が救い。
隼人も賢そうで、父親が人を殺めなければ・・・と不憫でならない。
隼人と信乃は父の無実を信じていて
清史郎自身も本当に父は渡辺幸太夫に殺されたのか?とも思う。
物語の終盤、「え?」と思う真実。
何のための12年だったのか・・・。
これでは清史郎が気の毒過ぎる。
渡邊幸太夫が多賀織部を殺めたことは確かだったけれど、その背景には
藩の事情があって、親友だった二人の考え方に相違があり・・・
それだからって、殺す?
自分もそのあと、自分を責めて切腹?
なんだか、やりきれない。
でも、この時代なら、こういうこともありなのか?
真実を知った、清史郎と隼人は、割り切れない思いもあるだろうけれど
知れたことはよかった。
前を向いて進めるから。
江戸に戻った清史郎がまたいつか、隼人と再会する日が来るといいな。
こんなことがなければ、夫婦になっていたかもしれない早苗がすごく恰好
良くて、スカッとした。
色々あったけれど、最後はなんとなく穏やかな気持ちで読み終える
ことが出来てよかった。
★★★★
発行年月:2026年3月
:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*
発売から7年、愛され続けて10万部突破!
ロングセラーシリーズ『月とコーヒー』
待望の第3集!
:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*
1話の長さは原稿用紙10枚程度。
独立短編集なのでどこから読んでも大丈夫。
手軽に物語を楽しめるスタイルが好評を博し、
2019目の刊行以来、
大ロングセラーとなっている
『月とコーヒー』。
人気作家・吉田篤弘さんが紡ぐ
とっておきの物語たちをお届けします。
◎水面の月に思いを馳せる小さな猿。
◎種も仕掛けもない手品をするマジシャン。
◎極上の〈葡萄パン〉と、〈耳の絵〉を描く母と娘。
◎道に迷った賢いアシスタント・ロボット。
◎〈棒パン〉とバリトン先生のとうもろこしスープ。
◎〈黒いコーヒー〉と、おしゃべりな腕時計。
◎〈駄菓子の都〉に跋扈する小悪魔のささやき。
この空の下で泣いている
すべての人たちに──
やさしい子守唄と
あたたかいコーヒーを。
(徳間書店HPより)
シリーズ第3弾。
今回も短いお話たちを楽しんだ。
<非常口の男 EIXT・A>とそのあとに出て来る
<非常口の男 EXIT・B>がすき。
人のいない時間に働くことにしたナギサは23時からビルの清掃をする。
ビル内のすべての非常口ランプ12個を磨く。
中で逃げる人、それぞれに親しみを感じ、名前を付けて・・・
非常口ランプから外に出た男たちの感動がこちらにも伝わって来た。
吉田さんの物語には、あまりメジャーでない仕事がでてくる。
ねじ回し、蝶番の修理、常夜灯づくりなど。
小さいもの、狭い場所が物語にはよく出て来てくるように思う。
ひとつひとつは短い話なのに、そこにある雰囲気みたいなものがいい。
次の月とコーヒーも楽しみに待とう。
★★★
(徳間書店HPより)
シリーズ第3弾。
今回も短いお話たちを楽しんだ。
<非常口の男 EIXT・A>とそのあとに出て来る
<非常口の男 EXIT・B>がすき。
人のいない時間に働くことにしたナギサは23時からビルの清掃をする。
ビル内のすべての非常口ランプ12個を磨く。
中で逃げる人、それぞれに親しみを感じ、名前を付けて・・・
非常口ランプから外に出た男たちの感動がこちらにも伝わって来た。
吉田さんの物語には、あまりメジャーでない仕事がでてくる。
ねじ回し、蝶番の修理、常夜灯づくりなど。
小さいもの、狭い場所が物語にはよく出て来てくるように思う。
ひとつひとつは短い話なのに、そこにある雰囲気みたいなものがいい。
次の月とコーヒーも楽しみに待とう。
★★★
発行年月:2026年2月
幼い日に父が亡くなり、母は都会に出奔、ひとり残された少女・章は、
書店を営む祖母に預けられる。そこには同い年のいとこ、萌音がいた。
親元から離れて育ったふたりは支え合って暮らしていたが、
ある日、章は事故で深い傷を負う。
眠り続ける病院のベッドを抜け出した章の魂は、
永遠を生きる人魚の手によって悲しい記憶が「つくろわれる」
不思議な世界にたどりつく。
明滅する生命の輝き、遥かな時をつむぐファンタジー。
(ポプラ社HPより)
高校生の章、自分に影がないこと、今までとは違う自分に気づく。
姉妹のように幼い時から一緒に過ごして来た萌音のことが気がかり。
章は優しくて本当にいい子。
意識が戻らないままいる体から離れて、ある日、事故に遇うときに
抱えていた黒猫にそっくりな子猫を見つけ、後を追い、地下の暗闇の湖にいる
人魚と出会う。
人魚の元には、動物たちが訪れる。
皆、人魚に魂をつくろってもらい還るべきところへと去っていく。
人間の子どもたちも来る。
その子達は、猫だという。
人魚の力で人間に変えて貰ったのだと。
章は、その子たちの頭を撫で抱きしめる。
子どもたちは「ありがとう」と言いながら消えていく。
最後は、章の意識が回復し、リハビリを経て、またもとの生活に戻る。
人魚のところで一緒にいた黒猫も、家に迷い込んで来て、一緒に
暮らせるようになる。
全てうまくいく物語。
二人は、親の都合で、おばあちゃんの元で暮らしているのだけど
悲壮感はなく、親たちも離れていても子どものことは愛している。
章も萌音もこの後、また幸せに暮らすんだろう。
人魚が出てきたりで完全にファンタジーのお話だけど、こういうの好き。
★★★★
発行年月:2023年11月
連続ドラマ化! あのヨーグルトが題材の、お仕事&推し事小説!
連続ドラマ化!
2024年1月10日スタート「推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~」(テレビ東京)
主演:鞘師里保(さやしりほ)
共演 : 明日海りお 生駒里奈 / 橋本さとし
野村麻純 永田崇人 好井まさお 水間ロン 滝沢カレン バッファロー吾郎A 橋本淳 宇野祥平 中島ひろ子
===
商品誕生に秘められたドラマ、新入社員の由寿の奮闘が始まる!
吾輩は乳酸菌である。名前はブルガリア菌20388株。
学生時代に読んだネット投稿小説がきっかけでブルガリア菌が「推し」となった
朋太子由寿(ほうだいし・ゆず)の日々を温かく見守っている。
朋太子由寿(ほうだいし・ゆず)の日々を温かく見守っている。
「株式会社 明和」に就職した由寿は、配属となった大阪支店量販部で、
阪神・淡路大震災のときに活躍した「おでん先輩」のエピソードを聞き感銘を受ける。
阪神・淡路大震災のときに活躍した「おでん先輩」のエピソードを聞き感銘を受ける。
入社して一年後、広報部で由寿は社内報の制作を担当することになり、
「明和ブルガリアヨーグルト五十周年」
特集のために関係社員にインタビュー取材を行ってゆくのだが……。
(角川書店HPより)
株式会社「明和」に就職した朋太子由寿(ほうだいしゆず)。
東京の大学・理工学部卒。
大阪の関西支社に配属となり、スーパーリッチマートを担当し
市乳メインの部門。
ここでの話かぁ~と思ったら1年で東京へ戻り、広報部へ異動。
先輩たちが皆、優しい。
由寿が推しているは、素人が投稿している小説のなかの擬人化された乳酸菌。
そして、由寿の胎内に宿っているブルガリア菌20388株も語る。
お仕事小説に+して、擬人化された乳酸菌たちの物語+ブルガリア菌20388株の
語り
面白いけど、読むのは疲れてお仕事の部分以外は、ちょっと飛ばした(^^ゞ
由寿の兄・迦寿(かず)の話も興味深かった。
綺麗な顔なのをからかわれ以来、目立たないように生きることにして
趣味でアニメの女性カラクターのコスプレを楽しむことが生き甲斐に
なった。
家族にも内緒だったけれど、妹の由寿は気づいて
お互いオタク気質であることで理解し応援している。
この話をもう少し、詳しく読みたかったなぁ~
最後は、なんとか家族にも理解してもらえそうかな?という終わり方で
ホッとした。
巻末の参考文献が凄い数だった。
ちゃんと読めば、乳酸菌のことも学べたんだろうな・・・(^^ゞ
ドラマ化されていたんだぁ~
ちょっと見てみたいな
★★★
「明和ブルガリアヨーグルト五十周年」
特集のために関係社員にインタビュー取材を行ってゆくのだが……。
(角川書店HPより)
株式会社「明和」に就職した朋太子由寿(ほうだいしゆず)。
東京の大学・理工学部卒。
大阪の関西支社に配属となり、スーパーリッチマートを担当し
市乳メインの部門。
ここでの話かぁ~と思ったら1年で東京へ戻り、広報部へ異動。
先輩たちが皆、優しい。
由寿が推しているは、素人が投稿している小説のなかの擬人化された乳酸菌。
そして、由寿の胎内に宿っているブルガリア菌20388株も語る。
お仕事小説に+して、擬人化された乳酸菌たちの物語+ブルガリア菌20388株の
語り
面白いけど、読むのは疲れてお仕事の部分以外は、ちょっと飛ばした(^^ゞ
由寿の兄・迦寿(かず)の話も興味深かった。
綺麗な顔なのをからかわれ以来、目立たないように生きることにして
趣味でアニメの女性カラクターのコスプレを楽しむことが生き甲斐に
なった。
家族にも内緒だったけれど、妹の由寿は気づいて
お互いオタク気質であることで理解し応援している。
この話をもう少し、詳しく読みたかったなぁ~
最後は、なんとか家族にも理解してもらえそうかな?という終わり方で
ホッとした。
巻末の参考文献が凄い数だった。
ちゃんと読めば、乳酸菌のことも学べたんだろうな・・・(^^ゞ
ドラマ化されていたんだぁ~
ちょっと見てみたいな
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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★★★最後まで楽しめた
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★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
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