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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2017年3月

余命、半年――。海老名亜希子は「お掃除コンシェルジュ」として活躍する人気エッセイスト、五十歳独身。歩道橋から落ちて救急車で運ばれ、その時の検査がきっかけで癌が見つかった。潔く〝死〟を受け入れた亜希子は、“有終の美”を飾るべく、梅屋百貨店の外商・薬王寺涼子とともに〝終活〟に勤しむ。元夫から譲られた三鷹のマンションの処分。元夫と結婚した妹との決着。そして、過去から突きつけられる数々の課題。亜希子は“無事に臨終”を迎えることができるのか!?人気ファッション誌「大人のおしゃれ手帖」大好評連載作品、待望の単行本化。カバーイラストは大人気イラストレーター・マツオヒロミさんでお届けします!

                    (宝島社HPより)



余命半年を宣告された亜希子。
終活に励む姿は、なんだか応援したくなり読んでいたけれど・・・
段々、単純な終活だけでは終わらない展開。

やはりイヤミスの真梨さん、最後の最後に期待に応えてくれました!


しかし、こんな最期は嫌だ。

自分の死後、身内が揉めればいいなんて思う関係にあったのは気の毒だとは
思うけれど・・・。
最期に罪まで犯していたとは・・・ビックリ!


お話としては、最初から最後まで面白く読めた。


                       ★★★
 
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発行年月:2017年3月

結婚とはいったい何なのか――。これは古今東西、繰り返し問われてきた謎のひとつと言えましょう。ある時は墓場と喩えられ、またある時はパラダイスと喩えられる人間の営みの最大の謎に、気鋭の女性作家7人が挑みます。
ダークサイドから見た〈黒い結婚篇〉と、ハッピーサイドから見た〈白い結婚篇〉からなり、表裏どちらからも読める不思議な造本です。

                   (講談社HPより)



面白い!!
黒い結婚は、本当にダーク。
どれも、うわ~やだわ~こんな結婚(;O;)というものばかり。


黒い結婚の中島京子さんがやはり秀逸だ!
「家猫」というタイトル。

容姿端麗、仕事も出来る息子がバツイチだという母親の語りから始まる。
元妻のことをダメな嫁だったから別れたことは良かったと言うが・・・
後からその元妻の語りになると、とんでもないのは男の方!



白い結婚は、黒に比べたら穏やか。
最初の「いつか二人で」は初読みの作家さん成田名璃子さん。

仲睦まじい夫婦の様子が、ジ~ンと来る。


成田さんの本、探して読んでみようと思った!


装丁がなかなか粋です!
黒を読んで白に変わると、文字が逆になっていてビックリ!
面白い、これ。


わたしは黒から読んだけど、白から読むのもありだな。


この企画で別の作家さんで第二弾とかないかな?




                       ★★★★
 



発行年月:2017年3月


 空気なんか、読みません。「週刊文春」好評連載第30弾! 「朝ハンドバッグを開けたら中 からサツマ揚げが出てきた」話から始まり、トランプ、ゲス不倫、母の介護まで、鋭く 切り込むエッセイ。

                   (文藝春秋HPより)



昨年のニュースについてあれこれ語る真理子さん。
表題の「下衆の極み」は、ああ、あのことねとすぐ分かる。
それについても語ってました。
ややベッキーに同情的な発言。

センテンス・スプリング・・・恐るべし・・・^m^


でもわたしも真理子さんと同様、芸能人の浮気やら不倫ネタで、そんなに
騒ぐことないんじゃないかなぁ~?
どちらかが謝罪会見したり、番組降板させられたり
確かに違う世界の話なので、全部ひっくるめて芸能界の話として興味本位で
面白がってみてるけど、あまりそればかり取り上げてるとテレビ自体見たくなくなる。



あれこれ面白く読めるけど、大した内容はないな
買ってまで読む本じゃないけど、図書館本なのでいいか^^;


                         ★★★



発行年月:2017年4月


 氷野照明に勤める奈良瑛子が近所で見つけたのは、カフェ・ルーズという小さな喫茶店。そこを一人で切り盛りしているのは、かつての同僚・葛井円だった。海外の珍しいメニューを提供するカフェ・ルーズ。旅を感じられる素敵な空間をすっかり気に入った瑛子は足しげく通うようになる。会社で起こる小さな事件、日々の生活の中でもやもやすること、そして店主の円の秘密――不思議なことに世界の食べ物たちが解決のカギとなっていく。読めば心も満たされる“おいしい”連作短編集。

                       (双葉社HPより)



元後輩・円が営むカフェに通う瑛子。
円は月始め1日から8日は店を休んで海外旅行。
旅先で見つけた美味しいものをカフェで提供。

カフェの雰囲気がいい。
会社に居た時よりずっと良い人間関係を築く円と瑛子。

そして、ちょとした謎を解決する。


終盤は、円のこと。
祖母の遺産を相続し、祖母の家を改築して開いたカフェだけど、それが
近親者との諍いの元になっていたとは。


しかし、それもなんとか解決しそうな終わり。

最後の円のカミングアウトには、ビックリしたけど、なるほど
その伏線は言われて見ればあったな。。。
流石、こういうところ巧いなぁ~。


出て来る世界中のお菓子も美味しそうでした!
表紙の苺のスープが可愛い♪
でも本場のザッハトルテが気になる。
甘くない生クリームと共に食してみたい。



                        ★★★★



発行年月:2017年3月


 「最後の事故」で、人間が立ち入れなくなった地域をパトロールしているロボット「ウルトラ・エイト」。彼らの居住区に、ある日、人間が現れた。国税庁から来たという20代の女性・財護徳子。人間である彼女の命令に従わざるを得ないロボットたち……。恩田陸の想像力が炸裂する本格長編小説。

                    (朝日新聞出版HPより)



直木賞受賞作「蜜蜂と遠雷」後、長編第一作!

これは凄い。
原発事故後の日本の未来。

立ち入りが禁止されている区域が日本全土の20%の世界。
登場するのは、人間一人・国税庁の財護徳子(28歳?)と後は
ロボットたちとゾンビとよくわからない生命体。
それからロボットにはネズミのアルジャーノ。


ロボットたちは7体だけれど、1体行方知れずのシンコ。


徳子とロボットたちのやりとりがユーモラスなので、緊迫した状況下なのに
なんだか楽しい。
不思議な物語だった。


徳子が1人、この地を訪れたわけは、なるほどね・・・とは思ったけど
もっと重大な何か理由があってのことだと思って読んでいたのでやや拍子抜け^^;


しかし、シンコはどうなった???

これ続きあるのかな?

しかし、やはり原発事故は恐ろしい。
再稼働止めて~と思ってしまう。


                         ★★★★
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