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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2017年10月


 「ツバキ文具店」は、今日も大繁盛です。 バーバラ夫人も、QPちゃんも、守景さんも、みんな元気です。 みなさんのご来店をお待ちいたしております。――店主・鳩子 亡くなった夫からの詫び状、川端康成からの葉書き、 大切な人への最後の手紙……。 伝えたい思い、聞きたかった言葉、 「ツバキ文具店」が承ります。

                     (幻冬舎HPより)



待っていました!
「ツバキ文具店」の続編です!

今回は代筆のお仕事の話より、鳩子自身の事が描かれていて
みんな幸せそうで何より(^^)

鳩子とミツロー、それとQPちゃん、ミツローの亡くなった元妻・美雪さんへの
思い。
ミツローの実家に行ったときのこと。

どれも温かい気持ちになれる場面でした!

ずっと鳩子たちの日常を覗いていたい気分♪

気になってしまったのは、男爵の病状。
パンティーと結婚して子供も生まれて幸せそうなんだけど
今後が気になります。

続編をまた待ちます!


                      ★★★★
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発行年月:2017年10月


 川上弘美さんの最新刊は、長らく待ち望まれていた恋愛と結婚を描いた長編小説。500ページ超えも一気読み必至の傑作です。

主人公は1966年ひのえうまの同じ日に生まれた留津とルツ。このパラレルワールドに生きるふたりの女性は、いたかもしれないもうひとりの「自分」。それは読者のあなたのもうひとりの「自分」かもしれませんし、留津とルツの恋人や夫も読者のあなたのもうひとりの「自分」かもしれません。

主人公の2人のように「いつかは通る道」を見失った世代の女性たちのゆくてには無数の岐路があり、選択がなされます。選ぶ。判断する。突き進む。後悔する。また選ぶ。進学、就職、仕事か結婚か、子供を生むか……そのとき、選んだ道のすぐそばを歩いているのは、誰なのか。少女から50歳を迎えるまでの恋愛と結婚が、留津とルツの人生にもたらしたものとは、はたして――

道は何本にも分かれて、つながっていて、いつの間にか迷って、帰れなくなって……だからこそ「人生という森は深く、愉悦に満ちている」。

装画と挿画はファッションブランド「ミナ ペルホネン」の皆川明さんが手がけています。
たくらみに満ちた造本にもご注目ください。

                       (日本経済新聞出版HPより)



留津とルツ。
0歳から60歳までの出来事を綴る。

家族構成はおなじ。
両親と弟。


留津は危機的状況を経て生まれ、ルツは安産で生まれた。

その後の小学校時代、中学時代、高校時代、大学時代。
友だち、ボーイフレンド、進路など、それぞれに問題が出て
それなりに解決しての繰り返し。

どんな道を選ぼうとそこには、困難もあるし、幸せもある。

成人してからは、それぞれが出会っていた人たちが交錯する。

共通して登場したルツの中学時代のちょっと気になっていた林くんが、なんだか
良い感じだったなぁ~。
ゲイなんだけど、人間として正しいことを言っていた。

それに対して、留津の夫・神原俊郎はよくわからん人だったな~。
ずっと独身だったルツの夫としても登場するんだけど。


最後は、留津とルツ以外の流津、琉都、瑠通、るつ
と登場して、それぞれ60歳にして誰と歩んでいるのか語る。



まあ、いろいろな人生の岐路があるけど、
自分が選んできた道が一番で今ここにいる自分は幸せなんだと
思える生き方したいなと思った。

なかなか面白かった!



                         ★★★★



発行年月:2016年4月


 私の言葉なんて無意味です。
百万の言葉より、一本の線が私の伝えたかったことです。

104歳美術家、珠玉の作品集

墨を用いた抽象表現主義者として世界的に広く知られ、今も第一線で活躍する篠田桃紅氏。
著書『一〇三歳になってわかったこと』もベストセラーになった現代美術家の、新作をふくむ貴重な作品と、珠玉のエッセイによる画文集。


私は、正真正銘の老いを感じています。
老いた……。
老いに老いました。
こんなに長生きするとは、自分で思ってもいませんでしたから、こうして、老いる、ということの実体を、しみじみと味わっています。
そして、少しは若い人に伝えておいたほうがいいかなと思って、あなたに伝えています。
(「若い人へ」より)

一生を振り返って、自分の思うことがみんなやれたかと聞かれたら、やり残したことのほうが、ずっと多い。
たいていの人は、なにもやれてないですよ。
(「やり残し」)

私はこういう線を引きたいと思って、一本の線を引いた。
しかし現実にできた線は、思った線とは違う。
人生も同じ。
人は、こういうふうに生きたいと思って、しかし現実の人生は違う。
(「たぶん明日もある」より)


もくじ
第1章 ふとしては
第2章 あいみての
第3章 おもえども
第4章 うつろい
おわりに 若い人へ

                       (幻冬舎HPより)




文と一緒に描かれている作品も楽しめる。
どちらも凄くいい。
なんだか、心に沁みるかんじで、何度か読み返しました。


ないものねだり。。。。が特にいいなと思った。

ないものは欲しい。
あるものは ありがたくない。

あるものを、ちゃんとありがたく思えて、
ないものは、まあしょうがないと思い、
ねだらない。
そういう人は幸福。
自分の置かれた境遇を、
これでよかったと満足できる人は、
最後、天に上がれるかな。


ほかの書も今度、手に取ってみたい!



                          ★★★★★



発行年月:2017年11月

大阪郊外の巨大団地で育った小学生の友梨(ゆり)はある時、かつての親友・里子(さとこ)が無邪気に語っていた言葉の意味に気付き、衝撃を受ける。胸に重いものを抱えたまま中学生になった友梨。憧れの存在だった真帆(まほ)と友達になれて喜んだのも束の間、暴漢に襲われそうになった真帆を助けようとして男をナイフで刺してしまう。だが、翌日、警察に逮捕されたのは何故か里子だった――
幼い頃のわずかな違和感が、次第に人生を侵食し、かたちを決めていく。深い孤独に陥らざるをえなかった女性が、二十年後に決断したこととは何だったのか?

社会に満ちる見えない罪、からまった謎、緻密な心理サスペンス。
「読者を引っ張らずにおかない独特の謎」「行間からにじみ出る緊張感がすごい」「自分にもなじみのあるこの関係性と舞台に引き込まれた」雑誌連載中から反響続々。
「サクリファイス」の著者が女たちの焦燥と決意を描く、傑作長編!!

                      (文藝春秋HPより)


友梨、里子、真帆・・・3人の少女が大人になるまでに起きたいろいろなこと。

小学校時代は、友梨と里子。
中学に入って真帆がそこに加わる。

ただの仲良しな友だちというのとは、ちょっと違った関係。


幼い時に育った環境ってその人の人生を大きく左右するんだと痛感しちゃう話。
こういう集合住宅で暮らしていると、近隣の家族の情報も筒抜けみたいな
ところあって、息苦しいかんじ。

幼いとき、里子を助けてあげられなかったという気持ちがその後の友梨の行動に
影響を与えてしまう。

この3人に起きた出来事を語るのが友梨という設定で、それを聞くのが作家の
わたしという設定。
そして作家のわたしも友梨たちと同級生で同じ中学に通っていた。


最後に知らされる真実にも驚かされた。

巧いなぁ~。

ちょっと湊かなえさん風の物語で重たかったけれど、最後まで一気読み!


いろんな話が書ける作家さんだな~と感心。


                        ★★★★
 




発行年月:2003年7月


 ボートで川下りをしたら滝に落ちそうになり、露天風呂で裸になったらアブの大群に襲われ、103歳のスーパーおばあちゃんと野宿し、電気クラゲの海に飛び込んで…。アウトドア遊びや貧乏旅で、ぼくと悪友たちが遭遇した抱腹絶倒の珍事件を綴る、青春エンタメエッセイ。

        (BOOKデータベース/オーシャンライフ株式会社発行)



森沢さんの若い頃、野宿しながら友達と旅をしたりしていた話をあれこれ。

素敵な心温まるお話を書いている人が、こんなやんちゃな人だったとは・・・
驚き~^m^

ちょっと下品な話は、飛ばしました(笑)。
面白いんだけど。。。長々読むのはちょっと遠慮しました^^;


旅に付き合う友達たちもユニーク。

旅の途中で出会った人たちもユニーク。

一番、可笑しかったのは、103歳のミツコさん!
どうして姿消えちゃったんだろ?
それを暫く探した森沢さんたち、優しいなぁ~。

理不尽な目に合された省略ユースホステルでも、怒っていい状況なのに
友だちと一緒に笑って済ます寛大さ。

ハチャメチャだけど、森沢さんの優しい人柄は、再認識できて良かった(^^)


単行本の発行元がオーシャンライフ株式会社。
安全なライフジャケットを作ってる会社と検索したら出て来たんだけど
そこから発行された本なのかなぁ~?

文庫本化されてるけど、そちらは双葉社でした。

また、心温まる小説、期待してます。


                         ★★★
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