発行年月:2025年7月
美しい色。美しい香り。時間をかけ心を尽くして旬を集めることは、わたしの生活そのものだ──。知らない土地に古民家を買って宿のオーナーシェフとなり、各地から訪れる人をもてなすようになった著者。春はふきのとうを摘み、竹の子を掘る。夏は草を刈って桃をかじる。秋は柿を干して鹿肉を焼き、冬は薪を割って柚子を蒸す。12か月の味わい深い物語。
(新潮社HPより)
この方のことは全く知らなかった。
元々はエッセイストなんですかね?
タイトルと表紙の絵が可愛らしくて気になり、読んでみた。
東京から山梨への移住は、夫の転勤のためであり、移住先を見てまわり
古民家をみつけてリノベーションし・・・
その途中で離婚?
著者のやりたいことを反対したのかな?
最初のそこで、「え?」と思い、その後、子どもさんが2人(小学生2人)
いて女の子は重度の障害を持っていて発語しないのだとか。
え?滅茶苦茶、大変そうなのに・・・古民家宿を一人で?
もう驚くことばかり。
凄い人だな・・・・感心しきり。
古民家宿を初めてからの1年の様子を月ごとの出来事で綴っている。
元々、お料理は得意みたいで、どれも丁寧に材料を選び、仕込みしていて
美味しそう。
写真が添えてあったらいいのに・・・と想像しながら楽しんだ。
山梨なので、富士山も見えるようで、素敵な景色が見られる場所なんだろうな。
今度はお料理の本を探してみてみようかな?
★★★
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発行年月:2026年1月
キョウコは、有名広告代理店を早期退職し、貯金を切り崩しながら相も変わらず、古いアパート「れんげ荘」で月10万円のささやかな生活。義姉や姪のレイナ、友人のマユちゃんの相談にのったり、ご近所のチユキさんと隠れ家でランチをしたり……。そんなキョウコの癒やしは、散歩で出会う彼女が密かに棟梁と名付けた犬、兄夫婦が飼っている猫の動画や、時折訪ねてくるヤモリ……そしてたまに自分にご褒美で、鰻の特上を食べたり――ささやかな幸せを身の周りでみつけながら、ゆっくり丁寧に暮らすキョウコを、温かく濃やかに描く書き下ろし長篇、記念碑的第10弾
(角川春樹事務所HPより)
もう10弾かぁ~。
相変わらずの生活をしているキョウコだけど、周りの人たちの相談事に
乗る日々。
兄夫婦と離れて暮らす息子のケイとレイナのこと。
義姉とキョウコの関係は友達同士みたいでいいな。
同じアパートのチユキは山で暮らす恋人と、決別を決めた様子。
友人のマユちゃん(元教師)が一緒に暮らす娘がきつくてストレスと。
娘は外で一人暮らしするようになり、良かったねと思っていたら
日本史を研究する会に入会したけれど、そこの一人の男性が既婚者なのに
あれこれ誘って来て嫌だという。
自身の離婚は伏せて何かと理由をつけて誘いは断るけれど・・と。
キョウコが娘さんに相談してみたら?とアドバイスして
娘が会に行って、相手に説教・・・・これ痛快だった!
タイトルのヤモリは家の窓の外側にくっ付いているヤモリ。
いると嬉しいみたいだけれど・・・・わたしなら嫌かも(^^ゞ
ご褒美は最後の最後。
ぶっちゃんの飼い主さんが亡くなって、同居していた息子さんが
代わりに飼ってくれないか?と。
二つ返事でOKしたキョウコだけど、猫を飼ってもいいアパートなんだね?
次はぶっちゃんとの暮らしぶりが読めるのか?
楽しみ。
★★★
発行年月:2025年7月
文化センターで働く30歳の実日子。実家で何不自由ない生活を送っていたが、両親が交通事故で亡くなり、母方の叔母と同居することに。箱入り娘で、家事ができず、世間知らずな実日子と合理主義の叔母は全く波長が合わず、実日子は人生初めての一人暮らしを決意するが……。新居であるメゾン・ド・ミドリで出会った大学生サイトーくんや声優の新田さん、お見合い相手の椎名さんとの交流の中で、実日子は少しずつ強くなっていく。
大人になり切れない大人の葛藤と進歩を描く、ハートフルストーリー。
(PHP研究所HPより)
図書館棚より見つけた本。
初読みの作家さん。
表紙が可愛いので期待して・・・
結果、正解!
最近、出会う本、皆、良いので嬉しい♪
30歳の主人公・実日子。
両親と暮らし、家事は一切母親がしてくれて、お気楽生活だったのに
事故で両親を一度に亡くし、そこの「あんたも助かるでしょ?」と引っ越して
来た叔母・順子。
自分の家なのに、段々と叔母の色に染め換えられていく家。
ソリも合わず、ストレスが増す一方。
そんなとき、叔母が持ってきたお見合い話で知り合った椎名禄(33歳)。
最初の時から「僕は結婚する気がありません」と断言。
実日子も同様だと話し、お互いのおばには付き合いがいいかんじで進んで
いることにしようと話し、その後もやり取り。
恋愛感情なしのこういう関係もいいと思う。
でも、段々、お互いに異性としての好意も感じ始めてきてる?
二人の会話が、面白くていい雰囲気。
一人暮らしを決意してよかった。
同じアパートの住人、サイトーくんと新田ちひろとの関係もいいし
偶然、出会った小学5年生の女の子・郁ちゃんやその母親、
高齢女性3人で暮らす百合さん、ルミ子さん、かおりさん。
広がっていく人間関係が楽しかった。
そして、叔母さんに一年の猶予を与えて「この家は売るから出て行って
ほしい」と言えたのは、凄い成長だ!
実日子のその後の物語も読めるといいな。
★★★★
(PHP研究所HPより)
図書館棚より見つけた本。
初読みの作家さん。
表紙が可愛いので期待して・・・
結果、正解!
最近、出会う本、皆、良いので嬉しい♪
30歳の主人公・実日子。
両親と暮らし、家事は一切母親がしてくれて、お気楽生活だったのに
事故で両親を一度に亡くし、そこの「あんたも助かるでしょ?」と引っ越して
来た叔母・順子。
自分の家なのに、段々と叔母の色に染め換えられていく家。
ソリも合わず、ストレスが増す一方。
そんなとき、叔母が持ってきたお見合い話で知り合った椎名禄(33歳)。
最初の時から「僕は結婚する気がありません」と断言。
実日子も同様だと話し、お互いのおばには付き合いがいいかんじで進んで
いることにしようと話し、その後もやり取り。
恋愛感情なしのこういう関係もいいと思う。
でも、段々、お互いに異性としての好意も感じ始めてきてる?
二人の会話が、面白くていい雰囲気。
一人暮らしを決意してよかった。
同じアパートの住人、サイトーくんと新田ちひろとの関係もいいし
偶然、出会った小学5年生の女の子・郁ちゃんやその母親、
高齢女性3人で暮らす百合さん、ルミ子さん、かおりさん。
広がっていく人間関係が楽しかった。
そして、叔母さんに一年の猶予を与えて「この家は売るから出て行って
ほしい」と言えたのは、凄い成長だ!
実日子のその後の物語も読めるといいな。
★★★★
発行年月:2025年7月
新たな一歩を踏み出すために。
大切な何かを取り戻すために。
思い出の品、お預かりします。
丘の上にある古いレンガの「別れの博物館」。
さまざまな想いを抱えた人々が、今日も博物館を訪れます。
「別れの博物館」収蔵物リスト
館長の<数>、喫茶店に飾られていた<額>、帽子作家の<針>、
手話ボランティアの<耳>、数学教師の<名>、着られることのない<服>……。
(幻冬舎HPより)
初読みの作家さんかも。
文章から漂う雰囲気が凄く好み!
別れの博物館の館長カケス(32歳)は、算数障害(ディスカリキュリア)。
自分の苦手が数字を収蔵品として並べる。
数は目に見えないので代わりに算数ドリルを。
二番目は額を預けにくる女性・木兎(つく)。
額には彼女がよく見る夢の風景を描いて入れてある。
バイトしていたレストランの壁に飾っていたのだけど必要なくなったと
三番目は帽子職人を引退しようと思っている女性・鵠戸(くぐいど)めぐみが
針を持ってくる。
四番目はウイと名乗る女性が自分の両耳のレプリカを持ってくる。
五番目には自分の名札を持ってきた高校の数学教師・田長道造(55歳)。
職場のホワイトボードに付けて使っていた勤務状況を示すものが使われなく
なったのでと。
番外編として一度も使われることがなかった白いタオル地でできたベビー服を
持ってきた初音。
それぞれの博物館に置かれた者たちが持ち主の物語を語る。
みんなそれぞれ大切な思いがその物たちに込められている。
大切だから捨てられずに、ここに持ってきたんだな・・・。
額に入った絵は、最後に持ち主の許可を得て、引き取りにきてくれて
嬉しかった。
温かい気持ちになったり切なくなったり、色々な人の物語を堪能した。
いい物語だった。
他の作品も読んでみよう。
プロフィールみて、え?1968年生まれで静岡県浜松市出身?
益々、応援したくなる(^^)
★★★★
手話ボランティアの<耳>、数学教師の<名>、着られることのない<服>……。
(幻冬舎HPより)
初読みの作家さんかも。
文章から漂う雰囲気が凄く好み!
別れの博物館の館長カケス(32歳)は、算数障害(ディスカリキュリア)。
自分の苦手が数字を収蔵品として並べる。
数は目に見えないので代わりに算数ドリルを。
二番目は額を預けにくる女性・木兎(つく)。
額には彼女がよく見る夢の風景を描いて入れてある。
バイトしていたレストランの壁に飾っていたのだけど必要なくなったと
三番目は帽子職人を引退しようと思っている女性・鵠戸(くぐいど)めぐみが
針を持ってくる。
四番目はウイと名乗る女性が自分の両耳のレプリカを持ってくる。
五番目には自分の名札を持ってきた高校の数学教師・田長道造(55歳)。
職場のホワイトボードに付けて使っていた勤務状況を示すものが使われなく
なったのでと。
番外編として一度も使われることがなかった白いタオル地でできたベビー服を
持ってきた初音。
それぞれの博物館に置かれた者たちが持ち主の物語を語る。
みんなそれぞれ大切な思いがその物たちに込められている。
大切だから捨てられずに、ここに持ってきたんだな・・・。
額に入った絵は、最後に持ち主の許可を得て、引き取りにきてくれて
嬉しかった。
温かい気持ちになったり切なくなったり、色々な人の物語を堪能した。
いい物語だった。
他の作品も読んでみよう。
プロフィールみて、え?1968年生まれで静岡県浜松市出身?
益々、応援したくなる(^^)
★★★★
発行年月:2025年6月
地方の不動産会社で働く瑞季は、鬱屈した日常の中、自分だけの小さな楽しみとして「アルパカのヤスオ」のキーホルダーをひそかに集めている。ところが、孤高を貫いて怖がられている先輩社員の今泉さんとの意外な共通点やささやかな交流を通じて、瑞季の心に少しずつ変化が訪れる――表題作をはじめ、誰かにとっては価値のないものを大事に集める人と、その心を汲み取ろうとする人たち。そんな彼・彼女たちが、ぎこちないながらも心を通わせていく姿を優しく綴った、五つの物語からなる愛おしい短編集。
(東京創元社HPより)
5つの短編集。
主人公たちは、それぞれ何かを蒐集しているのが共通。
それぞれの主人公を応援したくなるお話だった。
特に最初の話がよかった!
<梅雨が来る前に>
功生(のりお29歳)には左目下に幼い頃から痣があり、
クラスメイトにからかわれたりして集団のなかにいるのが苦痛。
コロナ禍以降、マスクを常にマスクをしていても不自然でないことは有難い。
一人で出来る清掃業社を開業し、その仕事にも満足。
蒐集しているのは、依頼先で拾った1本の髪の毛。
そんななか依頼者のギャル・舞華(21歳)に会って功生に変化が・・・。
彼女とは共通の音楽の推しがいることで会話が弾み、自分のコンプレックスに
ついても話す。
すると「化粧で隠せるよ」と、あっという間に痣を全く目立たなくしてくれる。
人は見た目じゃないとはいえ、顔についてはどうしても周りの反応が
気になるものだと思う。
化粧で消せることがわかって良かった。
舞華の誘いに乗って一緒に推しのライヴに行かない選択をしたのも
その理由もよかった。
この先はもっと人と関わっていけるといいな。
他の話もそれぞれよかった。
2番目の話<きみは湖>は
地元の浜名湖周辺が出て来て、おぉ~!!と感動。
音信不通になった恋人を探して彼の地元・浜松市へ。。
彼が集めている地元駅の切符にヒントがあるのでは?と。
そこで彼の元彼女であり、幼馴染の千草と知り合い、浜名湖観光。
遊園地パルパルやロープウェイなど全部、行ったことのある場所で
読んでいて楽しかった。
結局、恋人は出て来ないんだけど、この後、どうなったんだろ?
3番目の<トカゲのいる闇>はちょっと気持ち悪かった。
夫が飼っているトカゲの世話を夫が2週間の出張中に任されるのだけど・・・・
エサやりの場面は、ひぇっ~~!!(;゚Д゚)
トカゲってそんなによく脱皮するの?
それを蒐集するっていうのも気持ち悪い。
最初は恐々やっていた妻の偲が段々、慣れていく様子はすごい。
いろいろ自信がついたのか、夫からの抑圧を今後は跳ねのけていけそうで
がんばれ~!!と言いたくなった
<へびつかい座の見えない夜>
不動産会社の事務員として働く瑞希(25歳)
蒐集しているのは、ペットボトルの健康茶にオマケで付いてくる
アルパカのヤスオ。全15種類 12種の星座に加えてへびつかい座と
シークレットが2つ。
年が離れている今泉さん(45歳)は、他全員が20代の女性なので
陰口の対象になりやすいが瑞希はふつうに接し、アルパカのヤスオの蒐集にも
協力してくれる。
女性ばかりの職場にはありがちな雰囲気。
瑞希みたいな誰に対しても態度を変えない人っていい。
そういう良さをたぶん、今泉さんは見てくれていると思うな。
<ハマエンドウが咲いていた>
これはちょっとファンタジーっぽい話。
語るのは、おじさんなんだけど・・・
恋人がサーファーでそのお守りにとイルカの耳石を探していた女が
遠く離れた海岸で漂流物を集めてアート作品を作ったりして暮らす男と出会い
耳石を譲る代わりに暫く俺のものになれと。
それを受け入れ過ごすが女が戻るとき耳石を持っているといったのは嘘だったと
謝る。
女は元の地に戻り妊娠していることに気づく。そして男児を産む。
そんな話の後で、物語を話していた男が、自分が15歳のとき見知らぬ
男が「これをお母さんに渡してようやく見つけましたと言えばわかるから」と
耳石を渡し、私の顔をじ~っと見つめた後、大きな手で頭を撫ぜて去って行った
と。
語る男は、物語のなかの女の産んだ子ということなんだろうけど
イルカの耳石ってどんなのだろ?
それぞれの話、全部、面白かった。
★★★★
3番目は
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自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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