発行年月:2011年5月
「もしかしたら、きみが二百年まえの風景を見たいんじゃないかと思ったんだ。」
21世紀に生きるぼくが図書室で見つけた金箔押し革装の古書《デカルコマニア》には、亀甲文字で23世紀の不可思議な物語が綴られていた。いったい何故、どうやって!? 書物の電子化が進んだ時代、本はどう読み継がれるのか――。時空を超えて展開される壮大かつ豊饒な物語世界を構築した著者の新境地。
(新潮社HPより)
いや~面白かったけど、頭を使いました(苦笑)。
時間の流れが一定方向でないのです。
デカルコという時間旅行をする装置の研究により、それをある時代では、囚人の刑罰として利用したり、またある時代では、何か目的を果たすために使われたり・・・。
登場人物たちも、それぞれの年代により沢山登場してきて、メモを取っていたので、「あ、この人、前に出てきた〇〇だ!」と気づく楽しさがありました。
そして・・・・この人とこの人が結婚して・・・・つまりこの人は、××××年で・・・・・・だった人ね。
と、まるで本を読みながらある一族の系図を解いていくようなかんじ。
そして、たびたび出てくる、鳥、リング、レモンド-ナツ。
ファンタジ-だけど、SFの要素もあり、そしてお洒落!
長野さんらしい雰囲気はありました。
ちょっと苦労したけど、楽しませてもらいました。
次回は、もうちょい楽して読めるもの、お願いします(笑)
★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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