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読んだ本の感想あれこれ。
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79511a48.jpg発行年月:1999年8月


ベントレ-を駆り、GHQに啖呵を切る。お洒落でダンディ、何をしても様になる。危機の時代、日本が最も必要としたジェントルマンの生涯。

こんなカッコいい男見たことない!

                (平凡社 コロナ・ブックスHPより)


正直、この方の名前を知ったのは、少し前です。
NHKドラマスペシャルで、「白洲次郎」の放送があると知り、その名前をそのときに知った次第。

3部作のドラマは、既に第1回を2月に第2回を3月に放送済み。
どうしたことか、その2回とも見るのを忘れていました・・・・・友達のブログで既に放送済みを知ったときは相当にショック!(笑)

最終話は8月放送予定だそうなので、それは忘れないようにしないと!


前置きが長すぎました・・・・^^;


もうご存知の方も多いこの「白洲次郎」という方。
いろいろな面で、本当に格好いいです!

父親は綿の貿易で巨額の財を築き、兵庫県芦屋の高級住宅地でも屈指のお金持ちの家庭。
法外な小遣いをもらっていて、神戸一中の頃に米国製自動車を乗り回していたというから、かなりの不良。スポ-ツ万能だったが、乱暴者で学校でも度々、問題を起こすので、家には、謝罪にいつでも駆けつけられるよう菓子折りまで常に用意されていたとか。

こんな少年時代を経て、大学は英国ケンブリッジに留学。
そこで真のジェントルマンの精神を学んだそう。

父の後を継ぎ、実業家の道を進むのだが、親子ほど年の差があった吉田茂とウマが合い親交を深め
その信頼から終戦直後の混乱の時代、吉田茂の側近としてGHQ支配下にある日本の橋渡し的役割を努めることになる。


この本は、「白洲次郎」を知る人たちが語る形式。
多くの人に愛された人間としても、とても魅力のある方だったのだと理解できます。

最初の奥様である「白洲正子」さんの話はよかったなぁ~。
若い二人の写真もステキ!

写真は、たくさん、この本の中にあり、どれも綺麗。
愛車や愛用していた時計、ライタ-、かばん、どれも高級感があるもので、見るだけで貫禄あるかんじ。

後ろの方にあった、次郎が大工仕事で作った数々の品も見事!
手先も器用だったのね!
テ-ブルや、ワゴンの数々。
あと、ステキなのが、日常使う、しゃもじや串、まな板の類。

それらを製作していた、工作室の写真も使っていたまんま。

ペ-ジをパラパラめくってみるだけでも、楽しい書だと思います。

ホントは、もっと小説っぽいのを借りようと思っていたので図書館から受け取るとき「え?こんなに薄い本!?」と思ったのですが、なかなか良かった!

★★★★




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