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読んだ本の感想あれこれ。
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40ad8df6.jpg   発行年月:2010年1月


  六本木界隈で組長狙撃事件が発生した。
  現場から立ち去ったのはロシア系の女と日本人の男。
  その行方を執拗に追う暴力団、警視庁組織犯罪対策部。
  東京、新潟、稚内。
  東日本をまたにかけた緊迫の逃亡劇、戦慄のラスト!

                              (角川書店HPより)


警察小説で有名な著者らしいですが・・・今回、初めて読みました。
この物語は、事件を追う警察側というより、事件を起した犯人側目線で描かれた物語。

先ずは、殺人事件。
その被害者のロシア人女性の姉・タ-ニャが復讐に日本に訪れて、そこで彼女の旅のお手伝いをする事になっていた日本人男性・関口卓也が彼女の復讐劇に巻き込まれていく。

最初は、厄介な揉め事に巻き込まれるのを迷惑に思う関口が、段々にタ-ニャの手助けを自ら買って出る。
そこには、やはり恋愛感情が徐々に芽生えたということか?

タ-ニャが復讐する相手は、いわゆるヤクザ。
復讐を成し遂げた後も執拗に追いかけて来て、ハラハラドキドキ。
タ-ニャも負けてないから凄いんだけど・・・

無事にロシアに戻れるのか!?

巻き込まれた卓也は、本当に災難。気の毒。と思ったのは途中までで・・・・
最後は驚きの展開でした!

一番可哀相なのは、卓也の妹さんでした(/_;)

途中、何度かタ-ニャから離れる機会があったのに・・・変に律儀なんだから!

ヤクザの藤倉が敵ながら(?)見事な勘で、タ-ニャを追い詰めるのも怖かったな~。

ラストはビックリでしたが、最初から最後まで、一気に読める面白さでした。


直木賞受賞作「廃墟に乞う」は、まだ手元に来ないなぁ~(図書館予約中)
早くそちらも読みたい!

★★★
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