忍者ブログ
読んだ本の感想あれこれ。
[1305]  [1304]  [1303]  [1302]  [1301]  [1300]  [1299]  [1298]  [1297]  [1296]  [1295




発行年月:2013年2月


 

『永遠の0(ゼロ)』の百田尚樹、大暴走!!
最新書き下ろしは、出版界を舞台にした掟破りのブラック・コメディ!

◆あらすじ◆
敏腕編集者・牛河原勘治の働く丸栄社には、本の出版を夢見る人間が集まってくる。
自らの輝かしい人生の記録を残したい団塊世代の男、スティーブ・ジョブズのような大物になりたいフリーター、ベストセラー作家になってママ友たちを見返してやりたい主婦……。
牛河原が彼らに持ちかけるジョイント・プレス方式とは――。
現代人のふくれあがった自意識といびつな欲望を鋭く切り取った問題作。

「知っているか? 現代では、夢を見るには金がいるんだ」

                    (太田出版HPより)



面白かったぁ~!
出版業界の話も織り込まれていて、「へ~」 「なるほど~」などうなずきながら
読む箇所あり。


主人公の牛河原勘治(55歳)は、丸栄社の編集部長。
作家になることを夢見て送ってくる原稿の中から、これは!と思う人物に
コンタクトを取り、惜しくも賞は逃したけれど、このまま忘れられてしまうには
惜しい作品だと、著者の夢見る心をチクチク刺激し、出版社が後押しをするので
ぜひ、本にしませんか?と持ち掛ける。


中でも25歳の温井雄太郎(25歳)フリーターへの接触が面白かった。
将来は、ステーブ・ジョブズのようになると周りにも豪語している男。
その自信の根拠がわからない変な人。
しかし、牛河原にとっては、良いカモ。
温井の自尊心をくすぐるくすぐる・・・^m^

他にも周りのママ友のバカっぷりに嫌気がさしている主婦・大垣萌子は、自らを
賢いママとして「賢いママ、おばかなママ」という作品を応募してきた。


牛河原は、そんな人たちを騙して本人の夢(作家になれる)が現実のものになることを説く。

詐欺師の戦略が少しわかる。
面白いけれど、牛河原、悪い奴だな・・・と思いながらも、でもなぜか
憎めないと感じていたら・・・・あらあら、最後は「え?ホントは良い人?」
という展開になりました。


しかし、売れてる作家さんって、こうして考えると凄いなぁ~。


                          ★★★★



PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
mail
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
カレンダー
10 2017/11 12
S M T W T F S
1 3
6 8 11
12 14 15 17
19 20 22 23 24 25
26 27 28 29 30
メ-タ-
kyokoさんの読書メーター
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[09/20 kyoko]
[05/23 のぶ]
[09/15 kyoko]
[09/14 ひろ]
[03/06 kyoko]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★なんとか最後まで読み終えた
★途中放棄^^;

バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア

Copyright (c)本を片手に・・・ All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  image by Night on the Planet  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]