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読んだ本の感想あれこれ。
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41TRMTG36CL__SL500_AA300_.jpg 発行年月:2001年9月


どこからも遠い<世界の果て>にある小さな食堂の話を
書きあぐね、私が遭遇する謎めいて懐かしい人たち。
世界中のホテルを渡り歩く幻のイギリス人作家、
白鯨の幻影にとらわれた詩人、ジョン・レノンを待たせた男、
映画の予告編を作ることを夢見る青年、レインコ-ト博物館と
閑人カフェ・・・・物語の鍵はビ-トルズのホワイトアルバム。


                                        (本の帯文より)


16の短編からなる物語。
ひとつひとつの話は、それで完結だけれど、<世界の果て>にある小さな食堂の物語を
書こうとしている、作家の吉田が全て関わっている。
物語のひとつひとつが物語のなかの作家・吉田の作品?彼の経験?

どの話もいいのです。
好きだなぁ~。このことば運び・・・ホレボレ。

1962年生まれだから同い年。
だから、短編のなかで、子どもの頃を思い出して書かれたであろう「ピザを水平に持って帰った日」は、同様の思い出があり、なんだか共感しまくりでした!!
わたしもピザを始めて食べたのは10歳くらいだったなぁ~。

別々の話なのに、何処かで繋がっている。
ビ-トルズのホワイトアルバムを知らないのが、ちょっと残念だったけど・・・
聞いてみたくなった。

そして、フィンガ-ボウル・・・これもなんだか懐かしい単語。
高校生のテ-ブルマナ-教室で、フィンガ-ボウルは食事中、汚れた手を洗う水が入っていると教わったけれど・・・・大人になって、レストランでそれが置いてあった記憶はない。


読んでいる間中、なんだか愉快な気分にさせてくれる吉田氏の本は大好き♪


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