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読んだ本の感想あれこれ。
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513KblpPPAL__SL500_AA300_.jpg 発行年月:2012年11月


 ずっと透明になってしまいたかった。
でも本当は「ここにいるよ」って言いたかった-----
言葉にならない祈りを掬い取る、温かく、強く、やさしい物語。


                     (ポプラ社HPより)





『四十九日のレシピ』が良かったので、こちらも読んでみました。
これも良いお話でした。

耀子と立海。
二人のちょっと重たい過去を抱えた子どもたちが共にそれぞれの存在を生きる力にしていく過程が
描かれていた。

耀子は、父親を亡くし、母親にも捨てられ、父方の祖父に引き取られる。
祖父の間宮勇吉は、その土地のお金持ち遠藤家の所有する山の管理をして来たが、今は引退している。
遠藤家の所有する豪壮な建物は今はその一部のみが使われ、周りに咲く撫子の別名にちなんで
「常夏荘」と呼ばれていた。

立海は、遠藤家の主が愛人に生ませた子ども。
夫を亡くした照子が義父の頼みで気が進まないまま預かることとなる。


耀子と立海。
それぞれ似たような寂しさを経験していて、共に惹かれるものがあり、
「ヨウヨ」「リュウカ」と呼び合う仲良しになる。

二人が一緒にいる様は、微笑ましい。

立海の家庭教師の青井も良い先生だったなぁ~。
ことば遣いが優しい。

立海を預かった照子も、最初は気が進まずだったけれど、二人の様子は温かく見守っているかんじ。
照子の亡き夫・龍一郎との回想シ-ンも良かったな。

最後は、離れてそれぞれの道をゆく耀子と立海だけど
強い絆で結ばれて、それぞれが心の支えとして存在続けるんだろうな。

その後の二人の様子もちょっと知りたいなぁ~。

素敵な物語でした(^^)


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