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自分の備忘録としてのものなので 本のネタバレ的内容も多々あり。
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発行年月:2013年11月

オーストラリア児童図書賞最優秀賞を受賞した『テレビのむこうの謎の国』の「その後」を描いた物語です。
前作で、主人公パトリックは、パラレルワールド〈謎の国〉のテレビ番組に出演し、見事「さがしものチャンピオン」になりました。
その賞品として〈謎の国〉とやりとりができるコンピューターをもらってから1週間。
二つの世界を隔てるバリアに異常が起き、通信不能に!
SOSをキャッチしたパトリックは、再び〈謎の国〉へと旅立つのですが、今回は、ひょんなことからパトリックの姉クレアと、弟ダニーも、〈謎の国〉に迷いこんでしまい、バリア異常の謎を解くことだけでなく、姉弟も救い出さなくてはいけない羽目に……。

                   (あすなろ書房HPより)



3日続けてのファンタジー作品となりました^^;
児童書なので、安心して読めるのがいい。

杉田さんのイラストも大好きなので癒されるし。


物語は、パラレルワールド(謎の国)と現実の世界を隔てているバリアの異常を察知した
主人公のパトリックが異常の原因を突き止めて、謎の国に迷い込んだ
姉・クレアと弟・ダニーの救出も試みるというお話。

パトリックな姉と弟の真ん中で、何かと窮屈な想いをしていた。
けれど、この救出劇を通じて、3人の絆が深まったというラストは
微笑ましかった。
パトリックの「ぼくは、何よりすばらしいものを見つけたよ」の
言葉で締めくくられるのがGOOD!


                         ★★★
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発行年月:2013年11月

大切な故郷を守りたい――。少女の冒険と成長を描く、壮大な異世界ファンタジー。

貧しいホロー村の少女・イェンが拾った、深海の犬(シェール)。可愛さと凶暴さを併せもつ一匹の不思議な生物により、村は多大な苦難に襲われてしまう。故郷を救うべく、シェールと一緒に目指した都で偶然、国の王子と知り合いになったイェンたち。援軍とともに村に戻った彼女らを待ち受けていたのは、命を懸けた怪物との壮絶な戦いだった。

                 (新潮社HPより)


昨日に引き続き、第25回ファンタジーノベル大賞受賞作品。
こちらは、優秀賞。

こちらのファンタジーはダークなかんじ。
貧しい暮らしで日々生きることが精一杯のガロキン国内のホロー村が舞台。
そこで生まれたイェンは13歳。
父親は商人で村から出て商売がうまく行ったときには、かなりのお土産を持ち帰る。
近隣の者たちにそのお裾分けもする。
村の人々は、貧しいながらもみなで助け合って生きていた。

が・・・ある日、イェンが危ないからと子どもは近づかない磯で瀕死状態の
不思議な生き物を見つける。
危険な生物かも知れないと友達が言うのも聞かず、家に連れ帰る。

案の定、親からは叱られるが、見捨てることが出来ない。
シェールと名づけて可愛がる。

しかし、村人たちのその事が知れ渡り、災いを運ぶものだと指摘され
仕方なく、捨てに行くことに。
しかし、何度遠くに置き去りにしても戻って来てしまう。

シェールの親と思われる族が村を襲う危険にも不安がる村人たち。


シェールとは何なんだ?
想像しながら読みました。
表題に深海の犬とヒントがあるので、犬を想像して読みましたが・・・^^;


結構、残酷なシーンもあったりなので、子ども向きではないけれど
なかなか面白い内容だった。
いろいろ疑問も残ったけれど・・・

ラスト、海のなかに消えたシェール。

イェンとシェールが再び会えるときが来るといいなと思う。
続編あるのかな?


話としては、やはり昨日読んだ大賞受賞の『星の民のクリスマス』の方が
好きだな。


                       ★★★★



発行年月:2013年11月


 つらい時、いつも傍らにあった物語。もし、本当にその中で暮らせるなら――。

クリスマスイブの夜、最愛の娘が家出した。どこに? 六年前、父親が贈った童話の中に。娘を探すため、父は小説世界へと入り込む。しかしそこは、自らが作り上げた世界と何かが決定的に違っていた……。人は、どうして物語を読むのだろうか? その答えがほんの少し見えてくる、残酷で愛に満ちたファンタスティックな冒険譚。

                    (新潮社HPより)


クリスマスの季節に読みたかった!!
でも、十分にその雰囲気を楽しめました。

歴史小説家の男が読書家の娘が4歳のとき娘のために作った物語。
年に一度、贈り物を届けるために、金色配達員と銀色配達員は<外の世界>へ向かう。


そして、娘が10歳になったある日、天体観測に出かけると出かけたまま
戻って来ない事件発生。
娘は物語の世界へ・・・。
父親もその後を追うけれど・・・。

娘は銀色配達員の隠し子として、その世界で少しずつ馴染んでいくが
父親は、その世界では<影>として存在。
しかし、その姿を見られるものも。

不思議な雰囲気のあるファンタジーでした。

特別配達員のキツツキの子が、影と出会い歴史を学ぶ者同士だからと
意気投合する場面がユニーク。

女の子を<外の世界の子>と気付きながらも匿うように暮らす銀色配達員と
その手助けをする金色配達員の優しさ良かったなぁ~。

最後は、ハッキリ書かれていなかったけれど、元の世界に父と娘は戻ったのかな?
いろいろと想像するのも面白い。
こういう雰囲気、大好きなので、読んでいる間、とても楽しかった!


これがデビュー作で第25回ファンタジーノベル大賞受賞。
これからも、ステキな作品を読ませていただきたいです(^^)


                        ★★★★★



発行年月:2013年12月


夜行列車で語られる、愛を超える熱情に生きた女性の生涯。九段の花街で芸者の子として育った〈わたし〉は、置屋で暮らす子・哲治と出会う。それは不思議な運命の糸が織りなす長い物語の始まりだった。       

                    (集英社HPより)


物語は、主人公のわたし(最後まで名前出てこなかったな)が東京に向かう
寝台列車で泣いている女性を見かけ、自分の昔話を語るかたちで始まる。

主人公のわたしは花街のなかにある料亭の娘。
芸者のおねえさんたちを間近に見ながら大きくなり、近所の友だちも
似たような環境のなかで暮らしていた。
そんな友だちの中に居た男の子・哲治とは、小学校2年生のとき始めてその存在に
気付く。
哲治は無口でいつも悲しげな表情をしている目立たない子。
「鶴ノ屋」という置屋の息子だが、両親は亡くなっているという。

主人公は、哲治と居るときが一番ホッと出来る。
そして、二人の最初の約束は、泣く時には哲治が持っている小瓶のなかに
涙を貯めるということ。
泣きたいことがあっても、それからは我慢して、哲治の元で泣く主人公。

二人は中学を卒業すると一旦は、別々の生活環境になり会わないときが続く。
主人公は15歳で家の料亭に客で来ていた男・英而と知り合い、高校卒業と同時に
結婚。
英而の会社の経営状態が悪化し、主人公は高校時代の友人・翔子の
勤務先でパートを始め、そのたあたりから、夫婦関係に溝が出来始める。
夫は家を留守にすることが増える。
そんなとき、偶然、見かける哲治。


幸せな生活が始まったと思うと、出会ってしまう二人。
哲治は、主人公の幸せを考えてか、拒むのだが、主人公の方はそれそれより強い力で
哲治のそばに居たがる。

う~ん、この感覚は理解出来なかったなぁ~。

哲治の何処がそんなにいいのか?
魅力的と思える要素が皆無の哲治だけど、主人公にとっては、かけがいのない存在なんでしょうね~。
誰かとの会話で「あの人は、わたし」っていう言い方してたからね・・・。


英而とはその後、別れ、哲治と暫く一緒に暮らすが、それもまた別れ
その後、出会った徹雄に求婚され結婚。娘が生まれる。
ああ、やっと幸せな日々が来たのね・・・と思ったのに・・・
また偶然、出会ってしまう二人。

なんか、少し前の昼ドラみたい・・・^^;

で、また哲治を選んじゃう主人公。

でも、娘の雪子が良い子に成長してくれて良かった!
離れていても母親を心配してくれる。
そんな存在をもっと大事にしてほしいなぁ~。

最後は、切ないかんじだけど、自分のことを大事に思ってくれる存在が居るのだから
主人公の女性は、幸せなんじゃないかな?

それより、話を聞いてくれていたであろう、泣いていた女性の話も
気になるんだけど、また別の話として書かれるのだろうか?


暗いかんじの話でしたが、夢中になって読みました。
阪神淡路大震災とかオムム事件など事件も織り込まれていたので、
ああ、あのころの話ね・・・と想像しやすかった。


                           ★★★★
 



発行年月:2013年11月

いつも前を行く彼と、やっと対等になれるはずだったのに──。待望の最新長篇小説。

「もしかして、別れようって言ってる?」ごくふつうに恋愛をしていたはずなのに、和歌と仙太郎の関係はどこかでねじ曲がった。全力を注げる仕事を見つけ、ようやく彼に近づけたと思ったのに。母の呪詛。恋人の抑圧。仕事の壁。祖母が求めた書くということ。すべてに抗いもがきながら、自分の道を踏み出す彼女と私の物語。

                   (新潮社HPより)




大学生のとき(18歳)で恋人の仙太郎と出会い、大人になってもず~っと続く仲。
和歌は仙太郎の言うことに感化され、何かといえば仙太郎に意見を求め
その通りにしていく。
大学4年のとき、周りが就職先を見つけたり、大学院への進学を決めたりしているなかで
和歌はどうしようか、迷い、在学中、週刊漫画誌に掲載されたりで社会との繋がりを
築きつつある仙太郎に意見を求め、就職したほうがいいんじゃない?と。
そして、仙太郎のツテで幾つかの会社の面接を受け、幼時教育のテキストを制作している
出版社に就職。

そして、実家の蔵を壊すということで、蔵のなかの物を整理しに実家を訪れたとき
祖母の旧姓・山口多栄とある1冊の本を見つける。
母親からは、祖母のことを聞くにくいため、叔母の房世に聞くと、祖母は以前、作家だったと聞く。
ふと、祖母のことを小説にしたいと思う和歌。
そして、そんな思いを機に小説を書き、出版社に送る。
それが機で作家活動を仕事と平行して行うことに。

仙太郎との仲は続いていて、一緒に暮らすようになっていたが、作家活動を続けていると
家のことがうまく出来なくなり、仙太郎に甘える日々が続く。
仙太郎は、最初、理解ある風だったが、小説を書く生活が主になってくると
お互いの思いにすれ違いが出てくる。

結果、二人は別れて暮らすことに。。。。


半分、同業者みたいな二人だからかな?
理解はしていても一緒に暮らすとなると、やっかみみたいなものも
生まれてきちゃうのかな?

作家として出版社との関わりが深くなっていくなかで、作家だった祖母と
その周りにいた人のことがわかってきて、祖母は、師事してくれた作家・桐島鉄治に
よって、作家としての人生を潰されたのでは?と和歌は推測する。


自分の今の状況と祖母の昔をダブらせて考える和歌。
でも最後は自分の意志で作家の道をあきらめた祖母。

和歌は、作家として今後も生きていくのかな?


作家と言う仕事を女性が続けるのは大変なんだろうなぁ~。
ということがよくわかった。

結婚して、子どもを持って、書いている女性作家さんは凄いな。
なんてことも、感じたり・・・・。


                          ★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

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