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読んだ本の感想あれこれ。
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51zQNmiuH5L__SL500_AA300_.jpg発行年月:2008年6月


居場所を求めて駆け抜けた2人。
秀吉の懐刀・黒田官兵衛と、日本人修道士・ジョアン。2人は、未曾有の変革の時を、時代の風を受けて生き抜いた。
高校時代、吉川英治の『黒田如水』を読んで、歴史小説への目が開かれた。――満を持して放つ書き下ろし歴史長編・葉室流 黒田官兵衛。

「ジョアン殿に話したいこと、聞いてもらわねばならぬことが山ほどある」
「聞いていただきたいことは、わたしの方が多いかもしれません」
信長から、キリシタン禁止令の時期を、折々にかかわりあいながら生きてきた2人。お互いの心にあるものを察しながら、時代を体現した黒田官兵衛とジョアンの交歓を、さわやかに描く。


                                           (講談社HPより)



2014年の大河ドラマの主人公・黒田勘兵衛が主役の物語を葉室作品でも読める!!と
大喜びで本を手に取りました。

黒田勘兵衛の知識としては秀吉に仕えた人?くらいの浅い知識のみ^^;
キリシタンだったんですね~。
知らなかったぁ~。
そんな無知なわたしだけれど、逆に「え?そうなの?」という驚きが多々あって、まあまあ楽しめたかな?

しかし、まだ多くを読んでないのでこんなことを言うにはオコガマシイけれど・・・
ちょっとつまらなかったかも・・・・・^^;

黒田勘兵衛なる人物を詳しく知りたかったのですが、時代がキリストの教えが広まり始めたころから、本能寺の変を経て信長の時代から秀吉の時代へと変わるころという歴史的に見たら、ごく短い期間の話で、これはキリシタンの時代を描いた物語だったのかな?


勘兵衛が若い頃に知り合った山口県出身の修道士・ジョアンの方が人物像としては、気になりました。
生い立ちが終盤、明かされましたが、個人的にはジョアンの話をもっと詳しく描いて当時のキリシタンとしての生き方を深く知りたかったなぁ~。

時代の流れでキリシタンたちは、戦乱のなかで利用されたり、蔑まれたり
信仰も命がけになっていったり。

細川ガラシャの物語を、ほかの著者(三浦綾子だったか?)で読んでいたので、キリシタンの背景にあった史実は深く知ることが出来その辺は興味深かった。


                                            ★★★
 
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