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読んだ本の感想あれこれ。
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376c5667.jpg発行年月:2012年1月


 

愛し方も
死に方も、
自分で決める。


江戸時代、元禄期の大坂で人々が狂喜したように、激烈な恋の物語が今また私たちの心を掻きたてる。
運命の恋をまっとうする男女の生きざまは、時代を超えて、美しく残酷に、立ち上がる ―― 。


300年前、人形浄瑠璃の世界に“心中もの”の大流行を巻き起こした近松の代表作「曾根崎心中」を、直木賞作家・角田光代が現代に甦らせる!


--
これが恋か。初は思った。これが、恋か。
ほほえみながら、泣きながら、高笑いしながら、物思いにふけりながら、不安に顔をゆがめながら、嫉妬に胸を焦がしながら、記憶に指先まで浸りながら、幾度も幾度も、思った。
これが、これが、これが、恋。
(本文より)
--


出会ってしまった心を、止めることはできない。
これが、恋のかたち。

幾世の時を超え、いま究極の恋物語がふたたび始まる。

              (リトルモアHPより)


とても読みやすく、アッという間に読了。

大阪に実際にあった物語らしいですね。
堂島新地の遊女・お初とそこに通う醤油屋の徳兵衛の物語。
似たような話は、幾らもこの時代にはあったと思うけど、こうして読むと、二人の恋はとても純粋で切ない。

いつか徳兵衛が見受けしてくれると信じていたのに、それが叶わぬ事態に。
徳兵衛の不運が重なり、二人が一緒になれるのは、死しかないと。

こんな風に一人の人を強く想い、死ぬこと(死んだあとのこと)に希望を託す二人が、哀し過ぎる。


原作も読んでみたいな。
そうしないと、角田さん独自の解釈がどの辺にあるのかわからないから・・・。


                                           ★★★★
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