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読んだ本の感想あれこれ。
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79b97dd8.jpg発行年月:2010年2月


「津軽百年食堂」で注目を集めた新進作家・森沢明夫氏の最新書き下ろし長編小説。現代の青森を舞台に、いじめられっ子の中学生・宏海と、中途半端な不良の雄大。そしてトップを目指して氷上で闘うアスリート姉妹、柚香と陽香……。見た目もキャラもまったく違う凸凹な4人が、カーリングホールで巻き起こす、この上なく爽快で泣ける青春小説の決定版! 目に見えるもの、手に触れられるものが絶対と思われている世の中で、目に見えないものの大切さに気付いていく主人公たちの成長ぶりを読み進むうちに、一歩前に踏み出す勇気と希望が湧いてくる。この本を読んで流した涙は100%美しい


                                         (小学館HPより)

清清しい気持ちになれる青春小説でした♪

主人公の男子中校生・苗場宏海は、学校で辛いいじめにあっている。
そのいじめっ子グル-プには、以前は仲良しだった体格の良い工藤雄大もいる。
雄大とは、幼い頃よく一緒に遊び亡くなった大好きだった祖母ともよく話しをしていたのに・・・
いつからこんな関係になってしまったのだろう?と悩んでいる。

そんな宏海の絶望的な毎日に明るい転機となったのが、カ-リングとの出会い。
なんとなくカ-リングに興味を覚えて初心者を集めた教室に参加して、そこでいろいろな人と出会う。
そして、毎日に楽しみが出来てくる。
学校の地獄も、放課後、カ-リングの練習場に行ければ、耐えられる・・・・ちょっと切ない心理だけど。

宏海自身も明るくなり、いじめっ子に対して必死の抵抗をするまでに強くなる。
そして、雄大との友情も復活したときには、ジ~ンとした。


物語の最後には、高校生になった宏海が少し描かれていて、その後の様子も知りたいな。
続編が出ないかなぁ~なんて思った。

そして先に読んだ「津軽百年食堂」の人たちも登場したのは嬉しかった!!

表紙の絵が明るくていいなぁ~♪


★★★★

 
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