ここから夢に羽ばたいていく、はずだった。
誰も信じなくても、自分だけは信じよう。
加賀シリーズ最高傑作
寒い夜、日本橋の欄干にもたれかかる男に声をかけた巡査が見たのは、胸に刺さったナイフだった。大都会の真ん中で発生した事件の真相に、加賀恭一郎が挑む。
帯には、「加賀シリーズ最高傑作」と謳っていることだろうと思います。その看板に偽りなし、と作者からも一言添えておきます。----東野圭吾
(講談社HPより)
文句なしの面白さでした!!
著者のお言葉通り、「加賀シリ-ズ最高傑作」!
最初に起きる殺人事件。
加害者と思われる人物も事件後、交通事故にて病院に瀕死の状態で搬送されたが、その後死亡。
事件は簡単に解決か?
いやはや、加賀はそうさせない。
独自の調査が始まる。
とにかく、現場に足を何度も運び、その場所から関わりのありそうな人物を探し、話を聞き情報収集能力が凄い!
そして、段々にわかってくる真実。
殺された人、犯人だと疑われたまま死亡した人、それぞれの家族や恋人の「なぜ?こんな事が起きたのか!?」の想いを理解し、それに応えるために奔走する加賀の姿が格好いい。
そして、予想外の結末。
途中から「もしかして・・・こういうこと?」と読みながら推理したりもして・・・。
真相が明かされる段階も丁寧に書かれているので読んでいて納得できる。
全てがわかった時には、凄い!!と思った。
亡くなってしまった人は、帰らないけれど、なぜそういうことになったのか理解出来れば、残された家族や恋人は、その死を受け入れ、その後は前を向いて進んでいけるのかも。
これは、来年、映画上映が既に決まっているみたいですね。
加賀役は、阿部寛さん。
本を読みながらも、阿部寛さんの顔が浮かんでいました。
ピッタリの役柄というかんじで、映像化されたものも気になります。
★★★★★
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★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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