十五年前のキャンプに参加した二十七歳の男女五人が、
キャンプ主催者の遺言執行者に集められ、
莫大な遺産の相続者がこの中にいると告げられる……。
人間の記憶の暗部に迫る群像ミステリー!
(幻冬舎HPより)
物語が始まる前にある短い話のなかに出てくる、夫婦と周りからは認識されているけど、それにしては他人行儀過ぎる男女。
その男女は誰と誰なのか?
始まる物語のなかに出てくるんだろうな・・・。
と思いながら読みました。
小学6年生のとき、参加したサマ-キャンプの当時の主催者の遺言で、そのとき参加した5人の男女の誰かにに遺産分与したいのだが、その誰かを知るために、それぞれが当時の事を振り返り文章にしたものを用意して欲しいと。
なんだか胡散臭い話だなぁ~と思いましたが、莫大な遺産が自分の物になるかも?と思い各自が作文のようなものを書く。
なかには、面倒臭がって放棄するような人もいましたが。。。
そして、そんな作文のようなものを書かせた本当の意味が段々明かされる。
なんだか辛い話でした。
そして、冒頭の夫婦のようだけど、他人行儀の二人もわかりますが・・・・
二人を結びつけることになった過去のあれこれは、びっくり。
それぞれの気持ちに、共感出来るものは全くないし、二人が一緒にいて安らげるという意味もよくわからないなぁ~。
そして、ここに出てくる若者たちの話す言葉が、なんだか地元の方言に似てるけど
なんだか田舎っぽくてイヤだな・・・・と思ったら、やはり浜松でした。
でも、ちょっとこの方言は、違う気がする。
こんな話し方をする若者は、わたしの周りには居ない^^;
妙にこの話しことばが気になって、こんなクセのある方言で書く必要なかったんじゃないかな?
ま、でも、物語としては、結構、楽しめました。
次回作に期待します。
★★★
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★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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