大好きなジイちゃんが亡くなった。
ジイちゃんが寝たきりになってから、あまり会いにいかなかったことを
後悔する武の前に、ふしぎな少年が現れて・・・。
- 第20回(2010年)椋鳩十児童文学賞
(ポプラ社HPより)
小学生中学年くらいから読める児童書ですが、良かったです。
主人公の風間武は小学4年生。
小さい頃から、本当のおじいちゃんのように親しくしていた隣の家のジイちゃんが亡くなるところから物語が始まる。
小さい時のように頻繁にジイちゃんに会いに行く事もしなかった近ごろの自分を後悔しつつジイちゃんとの思い出に浸る武。
お葬式の日、大人達は忙しく動き回る。
一人、所在無げに居る武の前に現れる少年・ヒサオ。
大人が読めば、ああ、この少年の正体は・・・・・と想像がつきますが、二人の会話や一緒に走る場面は、ジ~ンとしました。
絵も良いです!
後ろの解説を書いている川北亮司さんの言葉にも納得。
そこに書かれているように、身近な人の「死」に直面した少年の心の描写がとても上手く描かれ、そして「死」が中心にある物語なのに、とても穏やかで温かい物が感じられる素敵なお話でした。
こういう本は、多くの子どもに読まれるといいなぁ~(^^)
児童書、たまに読むと心が洗われる気がします。
★★★★★
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★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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