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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2009年5月(1957年3月/第一刷 発行)


ふくろ小路1番地に住む,子だくさんのラッグルスさん一家のにぎやかな物語.長女リリー・ローズがお客さんの洗濯物をちぢませてしまったり,ふたごの男の子ジェームズとジョンが子どもギャングに入ったりと,つぎつぎと事件が起こります.たくましく生きる下町の家族の日常をユーモラスに描いた名作.


                 (岩波少年文庫HPより)


図書館の棚から、懐かしいなぁ~と手に取る。
子どもの頃、手にした記憶あり。

イギリスの田舎町に住む、ラッグスさん一家の物語。

裕福ではないけれど、楽しそうな暮らしぶり。
年に4度の公休日には、家族みんなでお決まりの海岸にお弁当や飲み物などを
持ってお出かけする。
その様子がホント楽しそう。

7人の子どもたちのそれぞれのエピソードも楽しい。
一番したのウィリアムはまだ1歳前だけど、あかちゃんコンクールで優勝。

長女のリリー・ローズは妹や弟の面倒をよくみる小さいお母さん的存在。
その下のケートは賢く奨学金を貰って進学することが決まる。
その下は双子の男の子、ジョンとジョー。冒険大好き。
その下はペグ。ペグの話はあまり出てこなかったかな?

物語のおしまいの話は、皆でロンドンに汽車でいき、おじさんの荷馬車大会を
見学する話。
列車で行くのも大変だけれど、荷馬車大会をみるのも結構、大変そう。



巻末の解説で、この物語の原書は1937年(昭和12年)。
90年近く前ってことですね~。

ラッグスさんは、ごみ収集の仕事をしていて、ごみ箱のなかのお金(41ポンド)
を見つけて警察に届け、落とし主からのお礼が2ポンドっていう箇所があったけれど、
ピンと来なかった。
今のお金の価値だと・・・どのくらいなんだろ?


挿絵が素敵。
イーヴ・ガーネットさんは、画家なんですね。
訳者の石井桃子さんのあとがきで知りました。


ああ、楽しかった。
ガーネットさんの絵本、探してみよう。




                       ★★★★


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