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発行年月:2020年1月


チャラ男って本当に
どこにでもいるんです。
一定の確率で必ず。

すべての働くひとに贈る、
新世紀最高“会社員”小説

社内でひそかにチャラ男と呼ばれる三芳部長。
彼のまわりの人びとが彼を語ることで見えてくる、
この世界と私たちの「現実(いま)」。

チャラ男は、なぜ、
――あまねく存在するのか?
――憎らしく、愛おしいのか?

                   (講談社HPより)



確かに・・・・こんな人ならいると思う。
わたしが考えるチャラ男とは、ちょっと違っていたけれどね。

ジョルジュ食品の社内の人々をそれぞれ語り手を変えながら進む物語。

チャラ男と呼ばれているのは、部長の三芳道造(44歳)。
妻が社長・穂積典明(69歳)の親戚にあたるため、縁故入社。


特に努力することなく、なんとなくうまく世の中、渡っていく人。
まあ、ぞこそこ頭は良くて顔もいいし、性格も悪くはない。
が・・・切れやすく、自己中心的。

奥さんは年上で会社を自ら経営している。

別れた夫の間に息子がいてそれぞれ独立している。
妻が彼を結婚相手にした理由は「ほぼ見た目」というのがユニーク。
中身は薄っぺらとちゃんとわかっているのがいい!(笑)。


社員の面々も、それぞれ特徴あってなかなかユニーク。
最初に登場の営業の岡野繁夫(32歳)は実直そうだなと思ったら、
最後で会社を興していて、よし!と思った。
一緒に会社をやるのが、一時は過労でメンタルを病んで休職していたが復帰した
伊藤雪菜(30歳)というのもいい!

二人ならいいパートナーになれそう♪


なかなか面白かった!


                      ★★★



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