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読んだ本の感想あれこれ。
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dd10cedd.jpg発行年月:2009年9月


江戸の匂いも残る日本橋の一角で発見された、ひとり暮らしの四十代女性の絞殺死体。
「どうして、あんなにいい人が・・・」周囲がこう声を重ねる彼女の身に何が起きていたのか。
着任したばかりの刑事・加賀恭一郎は、事件の謎を解き明かすため、未知の土地を歩き回る。


                                      
(講談社HPより)

ひとつの殺人事件の聞き込みをしながら、事件の起きた人形町近辺を回る刑事・加賀。
この土地の新参者というわけですが、情報収集能力は素晴らしい!

9章に分かれて、いろいろな場面で、情報を得るなかで、事件に直接は関係しない人のちょっといい話が散りばめられていました。
殺人事件の真相も気になりますが、加賀が聞き込みで接した、人形町の人々の日常の出来事が楽しかった。

お店が多く出て来ました・・・・煎餅屋、料亭、瀬戸物屋、時計屋、洋菓子店、清掃屋、民芸品屋

町の様子が浮かぶよう。歩いてみたくなる。

後半部分になると、段々と被害者の近い間柄の人たちとの接触になり、事件の真相も段々と明かされる。
被害者の生前の暮らしぶりを知ると、何とも無念と感じました。
生きていたときの事を知ると、犯人に対する憎しみも倍増!

直接、犯人逮捕に結び付かないような情報も得る加賀ですが、それらについて
「事件の捜査だけが刑事の仕事じゃない。事件によって心が傷付けられた人がいるのなら、その人だって被害者だ。被害者を救う手段を探しだすのも刑事の役目」と言う加賀刑事は、素敵!

こんな人情に厚い刑事さん、いいですね~。

事件の真相も明かされ、犯人もわかり、スッキリ!

なかなか面白い展開でした。

この加賀刑事が登場の作品は、シリ-ズで結構、あるようですね。
最後の著者経歴を見ていたら、そのシリ-ズ物の作品名がありました。

わたしは・・・・「赤い指」しか読んでなかったですが・・・加賀刑事、こんな人だったっけ?あまり覚えていません^^;

かなりこの刑事さん、気に入ったので、過去作品の加賀刑事を知りたくなりました。
今度、読んでみよう。


★★★★
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ラブラブラッキ-さんへ
ラブちゃんは加賀刑事シリ-ズ、結構、読んでいるのね?
わたし「赤い指」は読んだのだけど、この刑事さんの事は全く記憶になく・・・

でも、この作品では、いい味出してましたね
これを読んだ後なら、過去作品での活躍ぶりも楽しく読めるかも。

今回のは、殺人事件はありますが、ミステリ-の要素より人情物語としての要素が大きく、これもまたいいな~なんて思いました
kyoko 2009/11/14(Sat)09:27:44 編集
無題
私はこの加賀刑事の登場する作品、結構読んでるんですがあまり印象に残ってない。
今回みたいなお人柄だったら、絶対に記憶に残ってるはずなのに・・・。
これ心が温かくなりますよね!
ラブラブラッキー 2009/11/13(Fri)15:08:32 編集
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