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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2016年1月

お針子の齣江、〈影〉と話す少年、皮肉屋の老婆らが暮らす小さな長屋。あやかしの鈴が響くとき、押し入れに芸者が現れ、天狗がお告げをもたらす。ここは、「この世」の境が溶け出す場所。

                    (中央公論新社HPより)




長屋に暮らす人々の暮らしぶりは描かれ、そこに起きるちょっと不思議なこと。

お針子の仕事をしている齣江とその隣に住む老婆・トメ。
二人は毎日のように会話している。

魚やの次男・浩三は、齣江の家が居心地よく度々、訪問。
学校の勉強が良く出来て、長男は亡き父親の代わりに魚屋を継いでいるが
自分は中学を受験したいと思って居た。

母親は難色を示していたけれど、祭りの途中、天狗に導かれ行った先で成長した
浩三に出会い、考えを変える。


長屋の人たちの関わりがいい。
和菓子屋の光月堂の主人と娘婿の若旦那との話。
そこに月1回通う魚やの浩一の絡み。

魚やの女将さんとトメ、齣江、女同士の語らい。

浩三と学校の友達・山科君の会話も微笑ましい。

どの場面も良い雰囲気。

そして後半、登場の浩三の通う中学の先輩・遠野の存在が物語を面白くしてくれた。


なるほど・・・・

ラストは哀しいような嬉しいような、でも美しい。

読み終えた後も、静かな余韻が残る素敵な1冊でした。


                         ★★★★★


 
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