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発行年月:2015年6月


 日本はもう一度、焼け野原になるべきなのか?
経済の衰退した近未来の東京。
「満州国 の人間」を自称する謎の老人達が、
次々に凄惨なテロを仕掛け始めるが…。

                 (文藝春秋HPより)



凄いシビアな内容でビックリ!
実業家だったり、医者だったり、社会的地位も高い老人たちのグループが
国内で次々に引き起す残虐なテロ。

そのグループから「われわれの起こすことを記事にしてほしい」と言われ
彼らの行動を追うことになるセキグチ(54歳)。
元は大手出版社のフリーの記者だったが、急に仕事がなくなり、妻子は
アメリカへ渡ってしまう。


老人が集うコミュニティに出入りしていたカツラギ(20代女性)も
セキグチと共に、テロの行方を追う。


テロの内容が凄い。

爆発物による破壊、刈払樹による首切り、毒ガス・・・・・死傷者の数も
何百人という数。
その描写もグロかったりで、読み終えて就寝した日は悪夢を見ました^^;


彼らの父親たちのルーツが満州国とか、旧ドイツ軍の88ミリ対戦射砲を保持など
よくわからないけど、不安にさせる背景があって
現実にそんな老人たちが結束して暴走するなんてことないと思うけど
考えたら恐ろしい。

貧困生活を送る者がテロを起こすより、資金源のあるインテリ集団の起こす
テロは破壊力が違うだろうし・・・・。


フランスの多発テロが起きている今、読んでいるので、
日本でもテロが起きたら・・・・と考えて恐ろしくなった。

テロはいつ何処で起きても不思議じゃない世の中になってしまったのは
とても怖い。

物語終盤で、自分の行動に迷いが出たセキグチがカツラギのアドバイスもあり
元妻の由美子と連絡を取り状況を話し相談する場面に、別れても
今後、良い理解者にはなってくれそうじゃないかな?なんて少し
心温まる場面があって良かった。

 
 
内容的には、好みじゃないけど、まあまあ読み物としては楽しめた。


                          ★★★

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