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読んだ本の感想あれこれ。
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5a18ea62.jpg発行年月:2009年7月

祗園祭宵山の一夜に繰り広げられる6つのお話。

お祭の賑わいのなか、読者も共に不思議な世界に迷い込む。

森見ワ-ルド全開の面白さ!





表紙の絵が、物語の雰囲気にピッタリ!

6つのお話は別々のようで、同じ祗園祭宵山という共通の時間に起こった話。
登場する人々も少なからず関係していて、繋がっている。

京都の祗園祭は、日本三大祭りにも数えられるものですが、実際に見たことはありません。
これを読むと、祭りの賑やかなかんじが目に浮かぶよう。

京都という土地柄もあり、森見氏の今までの物語にあった、どこか懐かしいような不思議な気分も味わえました。

先ず最初の話で、バレエ教室の帰り、幼い姉妹が迷い込む、別世界に連れ去られそうな不思議な体験。
その後も何やら不思議なものが登場。
超金魚だったり、宵山様など。

偽祗園祭りを作る計画の祗園祭司令部の仕業なのか?実際に起こっている出来事なのか?

グルグル時間も戻ったり、先に進んだり・・・・・


まるで、この物語自体が万華鏡のようでした。

楽しい!楽しい!

森見さんの今までの作品の中では、一番好きかも!

まだ森見作品は読んだ事ない方にもぜひぜひ、読んで欲しい!

★★★★★
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