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読んだ本の感想あれこれ。
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51LRVqFeR0L__SX230_.jpg   発行年月:2012年10月


   恋ではなく、愛でもなく、もっと不純で、純粋な欲望

  東京のアンティーク着物店に京都の葬儀社。
  2組の夫婦関係が交差し、秘めた性的嗜好があらわになる。
  堕ちていく男女を描く問題作


                           (文藝春秋HPより)



話の展開は面白く、文章も読みやすいのだけど・・・・・。
やや辟易しちゃう、男女の絡みの部分・・・・^^;

東京の夫婦
結城麻子と誠司・・・麻子は実家の老舗呉服店で働き、やがて自分のアンティーク着物を扱う店を出す。
誠司とは、元の職場であるブライダル専門のプロデュ-ス会社勤務時代に知り合い結婚。


京都の夫婦
桐谷千桜と正隆。
千桜の実家である葬儀会社に勤務していた正隆はその営業の手腕を見込まれて社長の娘である千桜と結婚。
7歳の息子あり。


簡単に言えば、この物語は・・・
この二組の夫婦のダブル不倫の様子を描いている。
小説だから、こういう偶然はあってもよしとするとして・・・・
この4人がお互いの夫婦の異性に惹かれる要因ちょっとイマイチわからない。
お互いの配偶者に隠していた、性癖がドンピシャ一致ということらしいんだけど、
なんだかなぁ~・・・・・。


ただ、今回は着物の話がよく出てきて、呉服屋さんのトキ江さん(麻子の祖母)は、粋なかんじで好きだった。
トキ江さんの恋バナをもっと知りたかったなぁ~。


しかし、文藝春秋の特設サイトにはビックリ!!
あの刺青は本物なんだ!!!

ちょっとわたしの中の村山さんのイメ-ジが180度変わったわ~。
ちょっと前は、田舎で野菜づくりとかやってますみたいなインタビュ-見てたんだけど・・・・。


ま、書く力はすごくある作家さんだと思うので、今後の作品も読ませていただきますが・・・。
こういう路線のは、ごく、たまにでいいかな?


                                             ★★★

 
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