「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡に浮かび上がらせるのは、「そうではなかったかもしれない」現在の姿だ。

「1Q84」の世界に、もし愛があるなら、それは完璧な愛かもしれない----。刊行以来、日本で、世界で、空前の話題を呼んでやまない長編小説。〈毎日出版文化賞受賞〉
(新潮社HPより)
今更ですが・・・話題になった本なので、読んでみました。
先に読んだ旦那が「面白いよ」と言ったので、期待しながら・・・・
読むまで全くどんな話なのか知らずでしたが、それが良かった。
おぉ~こういう話なんだぁ~!と変な感動があった。
以下ネタばれありなので、これから読む人は、ここで止めた方が良いかも。。。
物語は、二人の話が交互に進む。
一つの話の主人公は、青豆という30歳の女性。
本職はあるのだけど・・・・・殺し屋。
自然死にみせかけた完璧な殺しを見事にこなす。
そして、もう一つの話の主人公は、天吾という29歳の男性。
作家志望であり、予備校で数学の講師として勤務している。
この二人の話が1章ごとに語られ、終盤あたりで、なんとなく共通するものが出てきた。
・宗教法人「さきがけ」
・リトルピ-プル
以前、村上氏は、オウム真理教が起した地下鉄サリン事件を扱った、「アンダ-グラウンド」を書いていたけど、この物語に出てくる宗教法人「さきがけ」は、その教団を意識させるものがある。
BOOK2で、この続きがどうなるのか?
とても気になる。
早く読みたい!!
兎に角、先をどんどん読みたくなる物語。
売れている理由がわかった!
★★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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