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読んだ本の感想あれこれ。
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c608efb9.jpg発行年月:2010年9月


ひとかけらでいい。僕が死んだら、愛する女性の骨と一緒に眠らせてほしい。

最愛の父に愛人がいた----見知らぬ男からもたらされたのは、娘が最も知りたくなかった事実。しかし亡き父の妄執は、35歳の主婦・美砂子の結婚生活にまで影を落としていく。愛に理由はあるか。人生に意味はあるか。運命は遺伝するのか。命から命へ脈々と根を張る「縁」に搦め捕られる男と女を描いた圧倒的長編小説。

                                           (新潮社HPより)

見知らぬ人から、突きつけられた衝撃的なこと。
自分の尊敬し、愛していた今は亡き父に、母のほかに愛する女性の存在があり、死んだ後、骨の一部でも良いので一緒に葬って欲しいと望んでいた。

主人公の美砂子は、そんな父親の希望をいとも簡単に叶えてあげる。
ま、それはそれでいいんでしょうけど・・・。
その事実を伝えてきた父の愛した女性の息子・浩之と深い関係になるのには、驚いた。

美砂子には夫が居て、不妊治療に協力的でない夫との間は、少しギクシャクしているのだが・・・。

美砂子との会話の中で発せられた浩之の「子どもなんてどうして欲しがるのか?」の疑問から始まった独特な考え方は、共感出来ないけど、その考え方はなかなか面白かった。


物語は中盤から、ちょっと複雑になってゆく。
父親と浩之の母・紘子の関係を追ううちに、浩之と美砂子の夫・直志は、知り合いという事実にも行き当たり・・・その後もどんどん、美砂子の周りの人たちが運命の偶然なのか、どんどん繋がっていく。
これを縁というのかな・・・?ちょっと出来すぎじゃない?とも思ってしまったけど
まあ、物語としては、面白く楽しめたから良しとしよう。


夫の間には、子どもが出来なかった美砂子だけど、妊娠したり・・・
夫は妻とは別の女性に子どもが出来たり・・・

美砂子夫婦は、それぞれ一緒になる相手を間違えたのかなぁ?

この夫婦がそれぞれ幸せになってくれたら良いな。なんて思いながら本を閉じました。

★★★
 
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