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読んだ本の感想あれこれ。
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e519f12d.jpg発行年月:2010年9月


手紙だからつける嘘。手紙だから許せる罪。
手紙だからできる告白。
過去の残酷な事件の真相が、手紙のやりとりによって明かされていく。
衝撃の結末と温かい感動。
書簡形式の連作ミステリ。

                       (幻冬舎HPより)


3篇から成る本でした。

「十年後の卒業文集」
高校時代、同じ放送部に所属していたメンバ-が部員同士の結婚式で再会する。
そして、その後、ある事故により顔に怪我を負った千秋の行方についてのあれこれが、部員だった女性同士が手紙でやり取りする。
その手紙のやり取りをしている人物たちは手紙を交換するたび「果たして本当にこの手紙の相手は自分が思っている相手なんだろうか?」と疑問を抱き・・・・
ついに真実が明かされる。
高校生時代は、わからなかったこと。
今、大人になって振り返って真実を知ったら、すんなり受け入れられること。
う~ん。なかなか面白かった。


「二十年後の宿題」
20年前、担任だった女性教師・竹沢先生から今は高校の教師になっている男性に手紙が届く。
昔、担任をしていたときの教え子6人のその後を調べて教えてほしいと。
言われた通りに6人を訪ね歩くうち、先生が何故6人のその後を気にしているのかがわかる。
その理由は、悲しい事故を体験した6人だったから。
実際、その現場を見たもの。実際は見てないけど、そのときの様子は覚えている者。
教師って、いつまでも教え子の将来を案じているんだなぁ~。
読みながら切なくなったり悲しくなったり・・・・
でも、ラストは明るくてよかった♪


「十五年後の補習」
純一と万里子は恋人同士。
純一は突然、国際ボランティア隊に応募し、海外に行ってしまう。
しかし、その理由はちゃんとしたものがあった。
二人は中学時代の同級生。
そのとき、起きた事故の真相を手紙のやり取りのなかで明かしていく。
一番、ミステリ-色が強い話だったかな?
お互いがお互いを思っている。
ウソもついたけど、それには相手を守ろうという意志があったから。
離れた二人が再び、寄り添い幸せになれたらいいな~なんて思いました。


湊さん、最初に読んだ「告白」をはじめ、暗い話の展開のが多かったけど、
この3編には、辛い過去を踏まえて未来に向かう者達の明るさが感じられたような気がする。


今回も大いに楽しませてもらいました♪

★★★★
 
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