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読んだ本の感想あれこれ。
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9387e8a8.jpg   発行年月:2010年8月

通り魔事件発生! 犯人、捕まらず! 

非常事態なのに、
ここの住民たちがひねもす考えていることといったら……。

未解決事件があった街の人々の「つぶやき」がすれ違ったとき、
心のドラマが走り出す。


茂森正則(13)
冷静沈着キャラを通すためアイスのふたの裏を舐めないようにしている男子中学生。

辻村有紀子(17) 
憧れの作家が近所に住んでいるのを知り、会いに行く決意をする女子高生。

最上幹基(20) 
将来、弁護士になりたいが勉強する気ゼロの家業手伝い兼自宅浪人。自称モテ男。

安西奈緒美(30) 
同居の「カワイイ」義母と釣り合わせるため「さばさば」した嫁を演ずる女子事務員。

工藤泰介(46) 
四歳で世界中の国旗と国名と首都を言えたことが心のよりどころの喫茶店マスター。独身。

倉持のぶ子(50) 
「ドラッグストアでどうかと思うくらいまじめに働いています」(本人の弁)。バツイチ。

                                        (光文社HPより)


第1章から第6章まで、↑の人たちが順番で主人公になります。
最近、起きた地下鉄の駅コンコ-スをサバイバルナイフを振り回して駆け抜けた事件がそれぞれの話に共通に出てくる。
同じ地域の同じときを生きる主人公たち。

それぞれの日常は、大したものではなく・・・
話も特に面白くないのだけど、何故か可笑しい。
特に男性陣が・・・・・ちょっとキモチワルイです^^;
最初の正則は、まあ中学生だから・・・いいのですが。

第3章の最上幹基と第5章の工藤泰介は、イヤです!

通り魔事件の真相は、詳しく語られないけど、最後の方で犯人は捕まったらしいとわかり、もしかして・・・あの人?という予想は付きます。

最後まで読んで・・・「あれ?もしかして?」とまた最初に、戻って読んで「そうかな?」と思うくらいなので、あまり物語りそのものに関係ないのかもしれないけど・・・・。

でも、日常のほんとに何でもない事を描くのが巧い作家さんだなぁ~。

感動する話とか、印象に残る言葉とか特にないんだけど、結構、すき。

★★★
 
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