忍者ブログ
読んだ本の感想あれこれ。
[457]  [456]  [455]  [454]  [453]  [452]  [451]  [450]  [449]  [448]  [447
7a9590ca.jpg   発行年月:2010年9月


   大好きだったおばあちゃんは
   私たちに大切なものを遺してくれた。
   3人の少女たちの青春が刻まれた西洋館
   そこを訪れた私たちが見た光景は------
 
<さくらの丘>を満ちるたちに遺す-----。
遺書には、祖母が少女時代を送った土地を譲ると書かれていた。
一緒に渡されたのは古びた鍵がひとつ。
祖母の2人の幼なじみも、同じメッセ-ジをそれぞれの孫たちに伝えていた。
なぜ、彼女たちは孫にその土地を遺したのか。
鍵は何を開けるものなのか。
秘密をさぐり3人の孫は、祖母たちの思い出が詰まった地を訪れた。

                                           (祥伝社HPより)


25歳のフリ-ライタ-の満ちるは、祖母が遺した手紙と鍵を母親から渡される。
自分が死んだら満ちるに渡してほしいと頼まれていたとか。

手紙には、、さくらの丘にある西洋館を譲ると。
祖母のほかに西洋館の持ち主になっていた祖母の友人2人も孫たちに同様のものを遺すと。

満ちるを含めた孫たち3人が集まり、それぞれの祖母が遺したものを見るため、何のためにそれを托されたのかを探るために、祖母たちの思い出が詰まった土地、西洋館へと向かう。

最初からどういう話の展開なんだろ?とワクワクしました。
満ちるたちと同様に、何の為の鍵?なぜ今ごろ、子どもにではなくそれぞれが孫に託す必要があったんだろうか?と不思議に思いながら読みました。

物語は満ちるたち3人の孫が真相を究明する話と、満ちるたちの祖母・ミツ(みっちゃん)、花恵(はなちゃん)、桐子(きりちゃん)の少女時代の話が交互に描かれる。

ミツたちが西洋館で、ある人物たちを匿っていた事実。
そこには、ちょっと切なくて哀しい事実もありましたがミツたちの優しい気持ちには心が温かくなりました。


そして、ミツたちが子どもにではなく、孫に託した理由もわかりました。

祖母たちが少女の時代。
日本は戦争中で身内にも戦死した者があったりした時代。
辛いことがいっぱいあった時代。
それでも人は、誰かのために、出来ることがあればしてあげたいと思う。

ラストは、祖母たちの想いを汲んであげることが出来て、良かった!と強く思いました。
切なくて哀しいことも過去にはあったけど、そこから優しい気持ちが受け継がれて
いったというお話。
良いお話でした。


★★★★★

 
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
mail
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
08 2017/09 10
S M T W T F S
2
4 5 6 7 8
10 11 13 14 15
18 19 20 21 23
24 25 26 27 28 29 30
メ-タ-
kyokoさんの読書メーター
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[09/20 kyoko]
[05/23 のぶ]
[09/15 kyoko]
[09/14 ひろ]
[03/06 kyoko]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★なんとか最後まで読み終えた
★途中放棄^^;

バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア

Copyright (c)本を片手に・・・ All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  image by Night on the Planet  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]