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読んだ本の感想あれこれ。
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64bc09d0.jpg   発行年月:2009年11月


  天命こそ、最高の勝負。

  江戸、四代将軍家綱の御代。
  ある「プロジェクト」が立ちあがった。
  即ち、日本独自の太陰暦を作り上げること----
  日本文化を変えた大いなる計画を、個の成長物語として
  みずみずしくも重厚に描く傑作時代小説!!

           
                              (角川書店HPより)


江戸の時代に、こういう人物が実在していたのは、恥ずかしながら知らなかった。
そういう意味でも、この書は多くの事を学ばせて貰えた。

徳川将軍の前で碁の定石を披露する「碁打ち」の家に生まれた安井算哲。
しかし、定められた碁打ちの道を進むことにだけ満足せず、算術や暦にも興味を持つ。
そして幕府の命で、北極星の位置から緯度を計測する「北極出地」に参加する。
それが21歳。
そして、その後数々の有識者と知り合い、22年間かけて日本独自の暦(大和暦)を作り出すまでを描いた物語。

碁打ちとして父親の後を継ぎ、二代目算哲を名乗りながら、もっと別の生き方がしたいと自ら名前を「渋川春海」と名乗る。
そんな生き方を応援する人物たちが、皆、すごい大物なのも幸運というか当然なのかな?

数学の天才・関孝和 、老中・酒井忠重 、碁の天才・本因坊道策 、徳川幕府の陰の総裁・保科正之 、そして水戸光圀。
みんなが春海の成し遂げようとすることを応援している。
その関わり方が楽しかった。

春海と最初に出会った女性・えんとは一時は別れながら、再び巡り合いかけがいのない存在であったというのも素敵だった。

春海と言う人は、兎に角、皆に愛された人なんだなぁ~。

実在のあまり知られていない人物(私だけか?^^;)を、こういう形で、知ることが出来て良かった。
読み終えるのが惜しいと思える書でした。

ほかの歴史上の人物も、こういう風に小説に書いてほしいなぁ~。


★★★★★

 
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