かのこちゃんは小学1年生の元気な女の子。
マドレ-ヌ夫人は外国語を話す優雅な猫。
その毎日は、思いがけない出来事の連続で、
不思議や驚きに充ち満ちている。
(筑摩書房HPより)
「鴨川ホルモ-」 「鹿男あをによし」 「プリンセス・トヨトミ」と今までの万城目さんの独特の世界観をここでも残しながら、でもとても心温まるお話でした。
話が一番、わかりやすい。
小学生の中学年くらいでも楽しめるお話じゃないかな?
猫のマドレ-ヌを中心に、その周りに居る、人間、ほかの猫との関係。
一番、素敵なのは、マドレ-ヌの旦那さんは犬の玄三郎で、この2匹のお互いを思いやる気持ちが素晴らしい!
マドレ-ヌと玄三郎の出会いも良かった!
老犬の玄三郎が実に格好いい!
ラストは泣けました(/_;)
人間の方の話も愉快で、小学1年生のかのこちゃんとお友達のすずちゃんの出会いも面白い。
二人に共通する感性ってユニ-ク(^^)お茶会で大人の会話をマネ(?)しながら話す様子は、可愛かったなぁ~。
二人はずっと「刎頚(ふんけい)の友」なんでしょうね(^^)
かのこちゃんの名前の由来を話すお父さんは、「鹿男」?
なんて思ってしまいました。こういう遊びいいな。
マドレ-ヌの集会仲間、猫の和三盆やミケランジェロとの会話も楽しい。
猫好きには、思わずニンマリの場面。
兎に角、不思議だけど楽しくて、ちょっと切なくて、心が最後は温かくなる素敵なお話でした♪
次回作も大いに期待してます(^^)
★★★★
PR
この記事にコメントする
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(04/18)
(04/16)
(04/10)
(04/07)
(04/03)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア