訳した本が300冊以上という人気翻訳家が、
その多彩な日常&言葉の不思議をつづったエッセイ集。
三浦しをんさんとの「文楽対談」も収録。
(ポプラ社HPより)
ヤングアダルトを中心に幅広い翻訳でご活躍の金原さん。
外国の作家さんだと、訳者は誰かな?と見て、金原さんなら「よし、借りよう!」と思います。
そんな金原さん自身の言葉で書いた本なので、ワクワクしながら読みました。
面白かった!!
翻訳家って、単に言葉を日本語に書き換えているだけじゃ勤まらないんだなぁ~なんて今更ながら驚いた!
表題は『翻訳のさじかげん』だけど、「翻訳」以外にも「食」「言葉」「数奇」のさじかげんもあって、金原さんの知識の多さ、深さに感嘆!
特に最初の「食のさじかげん」は面白かったなぁ~。
たぬきそばは、なぜ「たぬき」と言うのか?は、なるほど!そういう考え方もありだ!と。
ほかにもいろいろ・・・・・。
最後のあとがきに書かれているけど、それが正しい解釈かどうかはさておき、十分に楽しめました。
誰かに「ねえねえ知ってる?」とココで知り得たウンチクを披露したいくらい(笑)
現在、法政大学社会学部教授でもあるとかで、学生たちへの授業の様子を語るのを読んで
授業受けたい!!!と思いました。
すごく楽しそう(^^)
三浦しをんさんとの対談も良かったな~。
文楽の話を書いた三浦さんの『仏果を得ず』、近いうちに読んでみよう!
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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