あいらしく、りりしい野生雪だるまの女の子
雪子ちゃんの毎日には
生きることのよろこびがあふれています
著者が長年あたためてきた初めての長編童話に
オ-ルカラ-の銅版画を添えた宝物のような1冊
(本の帯文より)
ここに出てくる雪だるまの雪子ちゃんは、自然から生まれた野性の雪だるま。
雪子ちゃんは一人で暮らしているけど、お隣の百合子さんとは家族のよう。
百合子さんのところに度々来る、たるさんとも雪子ちゃんは友達。
人間の大人なんでしょうけど、会話は実に楽しそう。
雪子ちゃんは生まれてから一度も両親に会ってないそうですが、お父さんからの言いつけは記憶のなかにある。
お父さんの助言・・・
「怖いからと言って凍りついてはいけない。にらみなさい。でも火とか、のどをかわかした動物とか、わるい人間とかそういうものには近づいちゃいけない」
雪子ちゃんは最初は警戒するけど、結構、目の前に現れたものには逃げずに接触していたなぁ~。
好奇心が勝るというかんじで、子どもらしくて可愛い♪
でも出てくる人間に悪い人は居ないので、仲良くなって、学校にも何度か行くし、友達になった子の家まで遊びに行っていたり・・・・
学校の算数の授業で九九を初めて知り・・・・説明されても理解出来ないけど
「いいわ。わたしはそれでかまわないわ」というシ-ン(セリフ)が好き!
そして夏には眠ってる。
百合子さんが時々、寝顔を見に行って・・・・再び寒い季節に目覚める。
目にうつるものを新鮮な驚きをもってながめる。
部屋に置かれていた誰かからのプレゼントを見つける。
みんな眠ってる間の雪子ちゃんのことを忘れてなかったんですね~(^^)
とても優しいメルヘンチックなお話でした♪
山本容子さんの銅版画も素敵でした。
ちょっと雪子ちゃんの目が最初、馴染めなかったけど・・・・^^;
またコンビで童話の本を作ってほしいな。
子どもが読んでも楽しい童話だと思います。
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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