忍者ブログ
読んだ本の感想あれこれ。
[2700]  [2699]  [2698]  [2697]  [2696]  [2695]  [2694]  [2693]  [2692]  [2691]  [2690



発行年月:2022年9月


「私たちはどうしようもなく、別々の体を生きている」
夫婦。血を分けた子を持ち、同じ墓に入る二人の他人。
かつては愛と体を交わし、多くの言葉を重ねたのに、今はーー。
夫が何を考え、どんな指をしているのかさえわからない。
「私のかんむりはどこにあるのか」

                  (幻冬舎HPより)


16歳、光の学校に虎治が父親(自衛官)の転勤で転校してきた。
2人は付き合い始め高校卒業後、一時は別れるが5年後の21歳で再会し再び
付き合い始め、結婚。
それから息子・新が生まれ、虎治が70歳過ぎに亡くなるまでのことが
光の目線で語られる。


ごく普通の夫婦の物語だけれど、そこにある生活の描写はとてもリアル。

子どもが成長し、子どもにも社会のなかで色々な人間関係が出来てきて
そこに発生する問題について、夫婦で意見が違うと、まず
「え?この人こんな人だったっけ?」と思うこと、どこの夫婦にも
あると思う。
その時、夫婦が同じような考え方をする場合は良いけれど・・・
そこから始まる相手への違和感。

でも、まあそれは仕方ないことだよ・・・と10年後くらいのはわかること。
夫婦なんて元々は育った環境の違う他人なんだから。


そういう違和感を抱えながらも大抵は、別れるのも面倒で夫婦を持続させて
いくんだろうな~。
でも子どもが独立して親の役目をほぼ達成した後は、やはり近くに
他愛もない話を出来る存在として夫(妻)がいてくれたらそれは、それで
いいことかな~?


夫婦ってなんだろうな・・・・・
よくわからないね~。


表題の意味もよくわからなかったな。



                       ★★★
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
mail
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
2 3 4
5 6 7 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
メ-タ-
kyokoさんの読書メーター
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[09/20 kyoko]
[05/23 のぶ]
[09/15 kyoko]
[09/14 ひろ]
[03/06 kyoko]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;

バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア

Copyright (c)本を片手に・・・ All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  image by Night on the Planet  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]