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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2022年9月


さっ、行こう、ひとりで。 そして、力いっぱい世界を抱きしめよう!
1948年、終戦後の日本。中学2年になったイコの周囲には、やけどを負った同級生や傷痍軍人の物乞いなど、今だ戦争の傷跡が多く残されていた。母を早くに亡くしいつも心のどこかに不安を抱えるイコだったが、英語の授業で習った【~ing=現在進行形】にがぜん夢中になる。「現在進行形、今を進むという事!」急展開で変わっていく価値観に戸惑いながら、イコは必死に時代をつかもうとする。そして「いつかどこかへ行きたい。私ひとりで」そう強く願うようになる。でもまだ、日本からの海外渡航が許されない時代。手段も理由も見つからないまま大学を卒業したイコに、ある日大きなチャンスが巡ってくる……。「魔女の宅急便」の著者・世界的児童文学作家、角野栄子の『トンネルの森 1945』に続く自伝的物語。戦後の日本を舞台に、懸命に自分の路を探す少女の成長をエスプリとユーモア溢れるタッチで描く著者の原点ともいうべき作品。87歳、角野栄子は今も現在進行形だ!

                     (角川書店HPより)


角野さんの自伝的小説。
中学2年から大学を卒業し、社会人になるまでの話。

幼い時から「ここではない世界に行ってみたい」と思っていて
その通り、いつも未知の世界に自分から飛び込んでいくイコ。
逞しいなぁ~。

お父さんのセイゾウさんも理解ある方。
学校で知り合った友達とは、ずっといい関係。
困ると必ず、導いてくれる人が現れたりするのは、イコが素敵な人だから
でしょうね。

早稲田大学を卒業して紀伊国屋書店の編集部に就職。
その後、ブラジルへ。

ブラジルでの生活も気になる。
そのことは、また続きで書いてくれるのかな?
期待して待とう。


現在87歳ということだけど、NHKの番組での日々の様子を見る限りまだまだ
活躍できそうなかんじで、とても素敵。
また元気な姿も見られるといいな~。



                   ★★★★
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