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発行年月:2022年12月


仏映画の巨匠ジャック・タチによる名作映画「ぼくの伯父さん」の小説版。大人になった少年が変わり者の伯父さんとの日々を回想する物語。ピエール・エテックスによる線画イラストも収録。
仏映画の巨匠ジャック・タチによる名作映画『ぼくの伯父さん』の小説版。大人になった少年が変わり者の伯父さんとの日々を回想する物語。タチ映画のポスターイラストを手がけたピエール・エテックスによる線画イラストも魅力。


               (発行/KTC中央出版)


映画の名前は知っていた。
面白そうだなと思っていたけれど・・・

今回、その映画を元にした小説が出たとしり、手に取った。
イラストも満載で素敵だった!!


物語は、ジェラールが8歳の時、母の兄である伯父さんと接したことを回顧する
形の物語。
ジェラールの父親はプラスチック工場の工場長で、自宅は最新の電化製品が揃い
メイドもいる裕福な家庭。

ユロ伯父さんは、定職にも就かず、街中をぶらぶらと歩き回る日常。
木曜日になるとジェラールの学校まで迎えに来て、二人で過ごす。
とはいえ、伯父さんは特にジェラールに気を遣うかんじもなく、自分の思うまま
行動し、それにジェラールが付いていくかんじ。

風変りなおじさんと少年のいるその風景がなんとも和むかんじ。
これは映画で観たいなぁ~。

最後は、伯父さん、どこか遠くの地に行ってしまうのだけど、その後のジェラールとの
交流とかはなかったのかな?


素敵な1冊でした♪



                    ★★★★
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