忍者ブログ
読んだ本の感想あれこれ。
[2602]  [2601]  [2600]  [2599]  [2598]  [2597]  [2596]  [2595]  [2594]  [2593]  [2592


発行年月:2021年8月   


2022年 本屋大賞ノミネート作品!
ミステリを愛するすべての人へ
当作の完成度は、一斉を風靡した
わが「新本格」時代のクライマックスであり、
フィナーレを感じさせる。今後このフィールドから、
これを超える作が現れることはないだろう。
島田荘司
ああびっくりした、としか云いようがない。
これは僕の、多分に特権的な驚きでもあって、
そのぶん戸惑いも禁じえないのだが――。
ともあれ皆様、怪しい「館」にはご用心!
綾辻行人
500ページ、一気読み!
知念実希人の新たな代表作誕生
作家デビュー10年 実業之日本社創業125年 記念作品
雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。
地上11階、地下1階、唯一無二の美しく巨大な尖塔だ。
ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、
刑事、霊能力者、小説家、料理人など、
一癖も二癖もあるゲストたちが招かれた。
この館で次々と惨劇が起こる。
館の主人が毒殺され、
ダイニングでは火事が起き血塗れの遺体が。
さらに、血文字で記された十三年前の事件……。
謎を追うのは名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬。
散りばめられた伏線、読者への挑戦状、
圧倒的リーダビリティ、そして、驚愕のラスト。
著者初の本格ミステリ長編、大本命!

                  (実業之日本社HPより)


凄い考えらえたミステリーだなぁ~と感心。

最初の起きる殺人の犯人は、すぐにわかる。
その殺人動機は理解できたので、この先、どういう展開になるんだろうと
思いながら読んでいると、二つ目の殺人、3つ目の殺人と続く。


最初の殺人は、毒殺だけど、その後の二つは、刺殺。

塔の主と、そこに招待されたもの、主の使用人、併せて10人が最初に居た。

招待されたもののなかに刑事がいて
名探偵だと名乗るものがいて・・・・殺人事件の犯人探しの推理が
進行していく。


登場人物が多いのに、混乱せず、スラスラ読ませてくれる。
ミステリー好きが集まっているということで、ミステリー作品の書が
多く登場。未読のものもあり、そちらにも興味をもつ。

殺人事件が起きるけれど、不思議と凄惨さを感じない。

そして犯人が名探偵と名乗る者から当てられる。
二つ目、三つ目の犯人は、自ら認めて自死してしまい、最初の犯人も
犯行を認めるものの何か腑に落ちないものを感じ、この3つの殺人事件は
フェイクだと気づく。

そしてフェイクを乗っ取り実際の殺害に変えたの犯人がわかるけれど消える。


最後は、ちょっとファンタジーぽかったけど、まあまあ、これもいいか。
予想以上に楽しめたから。


                     ★★★★
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
mail
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
メ-タ-
kyokoさんの読書メーター
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[09/20 kyoko]
[05/23 のぶ]
[09/15 kyoko]
[09/14 ひろ]
[03/06 kyoko]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;

バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア

Copyright (c)本を片手に・・・ All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  image by Night on the Planet  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]