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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2004年1月 (単行本は2000年7月)


三月以外にやってくる転入生は、学園を破滅に導くだろう。
湿原に囲まれた全寮制学園。謎の失踪をとげる生徒たち。
奇妙な学校行事と、図書館にあったはずの謎の本。
──夜と昼をあやつり師が築く影絵のごとき大伽藍。

                (講談社HPより)



理瀬が主人公の物語。

2月の最後の日に転入してきた理瀬。
普通は3月以外の転入も転出もないと知り戸惑う理瀬。

理瀬自身も自分が何者なのか、よくわからないでいるということに
最初は戸惑う。
他所と隔離されたような環境にある学園。
周りは湿原。
青の丘と呼ばれる場所に立ち、周りには自然のみ。

校長は、美形だけど、男装したり女装したり、何処か怪しげ。

学園内の生徒たちも個性的。
理瀬の部屋に同室を希望して入ってきた憂理とはすぐに仲良くなり
学園の情報をあれこれ聞く。

以前、ここの生徒だったものが行方知れずになっている件
既に亡くなっているのかも・・・・などなど。

そして生徒が亡くなる事件が起きていき、犯人は誰なのか?
何でそんなことが起きるのか?

始終、不可解なことばかりで不穏な空気が漂っている。


そして、最後に理瀬は自分の置かれた立場を思い出す。
「三月は深き紅の淵を」も出てくる。


あ~そういうことだったんだね~と、納得。

この先の理瀬の物語も知りたい!
面白い!


                      ★★★★
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