忍者ブログ
読んだ本の感想あれこれ。
[2240]  [2239]  [2238]  [2237]  [2236]  [2235]  [2234]  [2233]  [2232]  [2231]  [2230



発行年月:2019年6月

気鋭の歴史作家が描き出す、聖武天皇の真実!756年、大仏建立など熱心に仏教政策を推進した首(聖武)太上天皇が崩御する。道祖王を皇太子にとの遺詔が残されるも、その言に疑いを持った前左大臣・橘諸兄の命を受け、中臣継麻呂と道鏡は、密かに亡き先帝の真意を探る。しかし、ゆかりの人々が語るのは、母君との尋常ならざる関係や隔たった夫婦のありよう、御仏への傾倒、迷走する政……と、死してなお謎多き先帝のふるまいや孤独に沈む横顔ばかりで――。伊坂幸太郎、朝井リョウをはじめとする人気8作家による競作企画【螺旋プロジェクト】の1冊としても話題!

                     (中央公論新社HPより)



巻頭の天皇家と藤原家の系図を何度も見て、なんとか読了。
名前が難しい^^;


聖武天皇が崩御してから、始まる、色々な人が語る天皇のこと。
藤原家と天皇家の両方の血を受け継いだ、聖武天皇。
ゆえに、藤原家の母・宮子(父は藤原鎌足)を忌避する。
が、死の直前、母の夢をみる。
母の血を忌避してはいたが、母への恋慕が見せた夢では?と自らも思う天皇。

なんだか哀しい。

死ぬまでそのことに心を砕き、仏教に傾倒していったのも心の安らぎを求めての
こと?


また聖武天皇の妻・光明子の苦悩も語られ、天皇の嫁ぐということは
次ぎの天皇を産む重責を負うことだというのも、また大変なこと。



こういうの読むと、一般庶民でよかったとつくづく思う。
今の天皇家の方達の姿も思い浮かべてしまった。



螺旋プロジェクト。
「海族」と「山族」の対立をテーマに色々な作家さんが書いていますが
今回は、国を治める山の如き皇族とその稜線を洗う海の如き藤原家を描いている
物語。


読むのが、なかなか大変だったけれど、聖武天皇について色々、学べました。



                        ★★★★
 
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
mail
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
カレンダー
09 2019/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 10 11
13 14 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
メ-タ-
kyokoさんの読書メーター
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[09/20 kyoko]
[05/23 のぶ]
[09/15 kyoko]
[09/14 ひろ]
[03/06 kyoko]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★なんとか最後まで読み終えた
★途中放棄^^;

バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア

Copyright (c)本を片手に・・・ All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  image by Night on the Planet  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]