忍者ブログ
読んだ本の感想あれこれ。
[1915]  [1914]  [1913]  [1912]  [1911]  [1910]  [1909]  [1908]  [1907]  [1906]  [1905



発行年月:2017年1月


 心が動かなくても人を殺れる。それが、おぬしの正体さ。
同心 木暮信次郎
商人 遠野屋清之介
思わず息を潜めてしまう、因縁の二人
とろりと甘い匂い、口から溢れる深紅の牡丹、妾に怨み殺された男の怪異に挑む。

                    (光文社HPより)



弥勒シリーズ7作目ですね。

同心・小暮信次郎と訳あり商人・遠野屋清之介。
二人のやりとりには、緊迫感ありますが、そこをうまく取り持つ伊佐治おやぶんが
いい。

今回の事件は老舗の油問屋、五平の不可解な死。
亡骸の近くには紅色の花弁が四方に散り、五平の口からも花が溢れている。
そして周辺に漂う甘い香り。

事件の真相を追う、小暮信次郎、その手伝いをする伊佐治おやぶん。

今回は事件の真相のほか、伊佐治の息子の嫁・おけいの話も気にしつつ
楽しんだ。
子どもを二度も授かりながら無事に産むことが出来なかった、おけい。
そのことを温かい目で見守る、伊佐治とおふじだけど、お互いの気持ちを
思うあまりに出来た気持ちの溝。


そして、またまた謎が深まった遠野屋の過去のこと。

前に読んだ話が再び出て来た?この情報は初めて知ったことだっけ?
シリーズが長いので、その辺が、やや曖昧になってしまう^^;


総集編的話をどこかでまとめて解説してくれないかなぁ~?(笑)。

しかし、木暮信次郎の見事な事件解決ぶりは気持ちいい。

まだまだ続きますね。このシリーズ。


                      ★★★★
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
mail
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 6 7 9
10 12 15
17 19 20 21 22 23
25 26 27 28 29 30
31
メ-タ-
kyokoさんの読書メーター
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[09/20 kyoko]
[05/23 のぶ]
[09/15 kyoko]
[09/14 ひろ]
[03/06 kyoko]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;

バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア

Copyright (c)本を片手に・・・ All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  image by Night on the Planet  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]