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発行年月:2017年1月


 心が動かなくても人を殺れる。それが、おぬしの正体さ。
同心 木暮信次郎
商人 遠野屋清之介
思わず息を潜めてしまう、因縁の二人
とろりと甘い匂い、口から溢れる深紅の牡丹、妾に怨み殺された男の怪異に挑む。

                    (光文社HPより)



弥勒シリーズ7作目ですね。

同心・小暮信次郎と訳あり商人・遠野屋清之介。
二人のやりとりには、緊迫感ありますが、そこをうまく取り持つ伊佐治おやぶんが
いい。

今回の事件は老舗の油問屋、五平の不可解な死。
亡骸の近くには紅色の花弁が四方に散り、五平の口からも花が溢れている。
そして周辺に漂う甘い香り。

事件の真相を追う、小暮信次郎、その手伝いをする伊佐治おやぶん。

今回は事件の真相のほか、伊佐治の息子の嫁・おけいの話も気にしつつ
楽しんだ。
子どもを二度も授かりながら無事に産むことが出来なかった、おけい。
そのことを温かい目で見守る、伊佐治とおふじだけど、お互いの気持ちを
思うあまりに出来た気持ちの溝。


そして、またまた謎が深まった遠野屋の過去のこと。

前に読んだ話が再び出て来た?この情報は初めて知ったことだっけ?
シリーズが長いので、その辺が、やや曖昧になってしまう^^;


総集編的話をどこかでまとめて解説してくれないかなぁ~?(笑)。

しかし、木暮信次郎の見事な事件解決ぶりは気持ちいい。

まだまだ続きますね。このシリーズ。


                      ★★★★
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