忍者ブログ
読んだ本の感想あれこれ。
[1895]  [1894]  [1893]  [1892]  [1891]  [1890]  [1889]  [1888]  [1887]  [1886]  [1885



発行年月:2017年1月

美しく奔放な母を養いながら、江戸で老人介護を生業として暮らすお咲。
逝く人に教わる多くの真実が深く身にしみる時代長編。

                (文藝春秋HPより)




母親が元夫宅に金を借りたことで、お咲は離縁し、そのお金を返すため働いている。

五郎蔵とお徳が営む鳩屋の奉公人として。
普通の女中業より稼げる介抱人として頼まれた家に出向き、家族に代わって
年寄りの介護を請け負う。
泊まりのこともあれば通いのことも。

介抱に訪れる先で、出会う、ご隠居さんたちと心を通わせていくお咲。
介抱される人たちに、敬意を払ったもの言いは好感が持てる。

家人に頼まれ向かった家で、元気ハツラツな、おぶんに出会い
あちらこちら振り回されて挙句、自分介抱する側になりたいと
お咲の長屋の菊職人・庄助の母親のもとへ押しかけ介抱に向かう。

おぶんさん、いいなぁ~。

お咲と母親・佐和の関係は最悪な感じだったけど、気づかなかった母親のことを
周りの人たちから教えて貰えて良かった。

こうして、誰かが誰かの心の支えになるっていいな~。


猫も目立たないけど、いい仕事してたってことだな(=^・^=)。

まかてさんの物語は、やはり、ほっこりさせてくれる。


                          ★★★★
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
mail
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4
7 8 10 12 13
14 19 20
24 25 26 27
28 29 30
メ-タ-
kyokoさんの読書メーター
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[09/20 kyoko]
[05/23 のぶ]
[09/15 kyoko]
[09/14 ひろ]
[03/06 kyoko]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;

バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア

Copyright (c)本を片手に・・・ All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  image by Night on the Planet  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]