発行年月:2017年1月
美しく奔放な母を養いながら、江戸で老人介護を生業として暮らすお咲。
逝く人に教わる多くの真実が深く身にしみる時代長編。
(文藝春秋HPより)
母親が元夫宅に金を借りたことで、お咲は離縁し、そのお金を返すため働いている。
五郎蔵とお徳が営む鳩屋の奉公人として。
普通の女中業より稼げる介抱人として頼まれた家に出向き、家族に代わって
年寄りの介護を請け負う。
泊まりのこともあれば通いのことも。
介抱に訪れる先で、出会う、ご隠居さんたちと心を通わせていくお咲。
介抱される人たちに、敬意を払ったもの言いは好感が持てる。
家人に頼まれ向かった家で、元気ハツラツな、おぶんに出会い
あちらこちら振り回されて挙句、自分介抱する側になりたいと
お咲の長屋の菊職人・庄助の母親のもとへ押しかけ介抱に向かう。
おぶんさん、いいなぁ~。
お咲と母親・佐和の関係は最悪な感じだったけど、気づかなかった母親のことを
周りの人たちから教えて貰えて良かった。
こうして、誰かが誰かの心の支えになるっていいな~。
猫も目立たないけど、いい仕事してたってことだな(=^・^=)。
まかてさんの物語は、やはり、ほっこりさせてくれる。
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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