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発行年月:2014年4月



私は、出会ってしまった。
誇り高き画家たちと。
太陽の、息子たちと-----。



終戦直後の沖縄。ひとりの青年米軍軍医が迷い込んだのは、
光に満ちた若き画家たちの「美術の楽園」だった。


奇跡の邂逅がもたらす、二枚の肖像画を巡る感動の物語。
              
 

                  (本の帯文より/文藝春秋)





終戦直後の沖縄が舞台。

悲惨なことばかりの沖縄だったけれど、こんな心温まる実話があったとは!
キュレーターの仕事をしていた経歴の持ち主の著者だからこそ書けた物語ですね。
実際に話を聞いて、それを基に書かれたお話なのですが
ほぼ実話と言っていいんでしょうね。


終戦後の沖縄に造られたという「ニシムイ・ヴィレッジ」。
画家たちがそこに集まり、作品づくりをして、作品は、米軍人に売られ
そのお金を生活の糧にしていた。

そんなところに、沖縄に赴任したばかりの青年軍医が仲間と車で島を廻っていて
辿り着く。
青年軍医のエドも画家になりたいと思った時期があり、そのヴィレッジの住人
セイキチ・タイラと出会い意気投合する。

物語を読み終えると、表紙と裏表紙の2つの肖像画 が一更に素敵に見える。

ニシムイの画家たちが書いた作品、ほかにも見てみたい!


                         ★★★★★
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