国を越えた人の絆を描く感動長編
台湾新幹線の着工から開業までの巨大プロジェクトに、
商社員や整備士、湾生の老人など、
個人のドラマを重ねて描いた著者の渾身作
(文藝春秋HPより)
台湾に日本の新幹線を走らせる。
そのプロジェクトに参加するため日本から赴任した入社4年目の多田春香。
日本の残した恋人・繁之も応援してくれていた。
春香には学生時代、台湾で出会った青年との思い出がずっと頭のなかに残っている。
物語には、ほかの人物の過去と現在を描いた話も織り交ぜられる。
かつて台湾に暮らしていた多くの日本人が居た時代、知り合ったふたりの男性。
戦争後、台湾から日本に帰国した葉山勝一郎。
妻は病気療養の末、亡くなったが、台湾に新幹線が開通したら一緒に行こうと約束していた。
日本人と台湾人の交流が、温かい感動を与えてくれる物語でした。
台湾って日本人にとって過ごしやすい国なのかな?
ちょっと興味が沸いてきました。
出てくる食べ物もすごく美味しそうだったし・・・・笑
他所の国の人と、こんな風に信頼し合える関係はいいなぁ~。
登場人物たち、それぞれが、これから生きていく方向をみつけていくラストが良かった。
450頁弱の長編ですが、スラスラ読めました。
★★★★
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記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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