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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2020年2月


「陽暉楼」など原作映画・ドラマが次々ヒットし、直木賞、紫綬褒章などを受けた――
昭和と平成を代表する国民的作家・宮尾登美子の波乱の生涯を追った「
婦人公論」好評連載、待望の書籍化。

                 (中央公論新社HPより)


宮尾登美子・・・名前は知っているし、作品も知っている。
映画化されたりドラマ化されているものが多いので。
でも原作を全く読んでいなかった!

そうか、ご本人が高知の出身で、芸妓娼妓の紹介業を父親がやっていたのかぁ~。
作品に、ある世界観は、自らが見聞きしてきたことなんだぁ~。


作家になるまでの生い立ちもなかなかドラマチック。
評伝としてでなく、小説として書いても面白かったと思うけど、
ご本人との約束が事実のみを書くということだったのかなぁ?

林さんの取材力もなかなか。
お疲れ様でした。

今まで作品をいくつか読んでいるファンには既に知っていることも
あるでしょうけれど、全く宮尾登美子のことを知らない者でも
楽しめる内容であったと思う。


これを機に、作品を読みたいな~。
何から読むべきだろう?


                      ★★★
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発行年月:2018年11月


美と恋に生きる名家の男たちは、
書物を愛でるように、女と情を交わし、
自由になるために、女から愛を求める。


東京・京都・シンガポールを舞台に、家柄にも資産にも恵まれた50代の男たちが、甘美な情事を重ねていく、その果てに――
日経朝刊連載時から話題沸騰! 絢爛たる贅沢な官能美の世界を描く傑作長編

大手医薬品メーカー九代目、久坂隆之は53歳。副会長という役職と途方もない額の資産を与えられた素性正しい大金持ちで、シンガポールと東京を行き来し、偏愛する古今東西の書物を愛でるように女と情事を重ねる。スタンフォード留学中に知り合った友人、田口靖彦は老舗製糖会社の三男。子会社社長という飼い殺しの身が、急逝した妻の莫大な遺産により一変。家の軛から自由になるために、女からの愛を求め、京都で運命の出逢いを果たす。時代の波に流されず、優雅で退嬰的な人生をたゆたう男たちが辿り着いたのは―

                 (日本経済新聞出版HPより)




高学歴で社会的地位も高く、資産もじゅぶんにある男性二人の物語。

久坂隆之(53歳)と田口靖彦(55歳)。

久坂は、最初からあまり好きじゃない感じ。
でも田口は妻を亡くして独身なので、まあまあ、このくらいはいいんじゃない?
と思いつつ読み進める。

地位があって、お金があれば、それなりの人間関係もあって
それなりの女性と知り合う機会も多いんだろうなぁ~。

でも結構、大変そう。
花街の芸者さんの旦那さんになるなんて、すごい道楽だな。
一般庶民には、興味深い話だけれど、そこから引くときはどうするんだろ?
豆孝とはその後、どうなったんだろか???



男性が主人公の話は、女性が読んでも面白くないな(^^ゞ
日経新聞の朝刊連載だから、仕方ないけどね~。


最後はちょっとブラック。
久坂さんの手術が無事終わりますように・・・。


面白くはないけど、二人の男の恋の顛末が気になり、最後まで読んだ^m^


                      ★★




発行年月:2018年9月


 

90年代に新聞連載された幻の不倫小説が、初書籍化!

東京在住の建築家・大和田に、新しいレストランの設計を依頼した朝子。打ち合わせを重ね、小競り合いを繰 東京在住の建築家・大和田に、新しいレストランの設計を依頼した朝子。打ち合わせを重ね、小競り合いを繰り返すごとに惹かれてゆく二人。東京と地元とを行き来する朝子の前に、思わぬ障害が現れて--

                   (角川文庫HPより)



裕福な奥様たちってこんな風に男性と知り合う機会も多いんでしょうね~。
お互い結婚していて、逢瀬を重ねるのなら、もっと遊びだと割り切らないと
続かないんでしょうね~。

朝子は、真面目で考えていることは優等生っぽいけれど
大和田に夢中になり過ぎて周りに対する警戒が疎かに段々なっていく。


でも破滅まえに自分でけじめをつけたのは、偉かった!


どうってことない不倫の話だけれど、ドロドロしていなくて
面白かった!

肝心のレストラン経営は、うまくいくといいな~。


                         ★★★



発行年月:2018年9月

90年代に新聞連載された幻の不倫小説が、初書籍化!

老舗和菓子店に嫁いだ朝子は、浮気に開き直る夫に望みを突きつけた。「フランス料理のレストランをやりた 老舗和菓子店に嫁いだ朝子は、浮気に開き直る夫に望みを突きつけた。「フランス料理のレストランをやりたいの」。東京の建築家に店を依頼した朝子は、初めて会った男と共に、夫の浮気相手に遭遇してしまう。 

                    (角川文庫HPより)



予想通りの展開。
でも、心理描写が巧みで面白い。

さてこの不倫の結末はどうなる??

続けて下巻へ   



                     ★★★
 


発行年月:2018年3月


 バカなことをやる時は、死のものぐるいで!!

還暦を過ぎても「威厳を持たず、ちゃらいおばさん」をモットーに、パンチパーマの鬘に金のネックレスをつけ、死ぬ気でピコ太郎のダンスを踊る。トランプ大統領の誕生、SMAP解散にハラハラしながらも、ついに人生の喜び・オペラの作家として舞台づくりに参加する。美貌の政治家・女優の相次ぐ不倫スキャンダル、小池都知事について鋭く読み解き、母の死を静かに悼む。
時代の最先端を走り続けて衰えを見せない唯一無二の存在、原作執筆の大河ドラマ『西郷どん』放送にむけてますますパワーアップ。

元気がでる人気ご長寿エッセイ、最新刊

                   (文藝春秋HPより)


いつも文句なしに面白い。

不倫のオーラと表題にあるけれど、それだけが話のネタでない。
でも不倫に関しての話には大いに同感!

不倫した芸能人がカメラの前で「この度は、お騒がせして申し訳ありません」という
インタビュー。
あれ必要なの?って常々思って居た。
何も迷惑かけられていない人が殆どなのに・・・・

本当に謝らなきゃならない人にちゃんと謝ればそれでいいんじゃないか?
と思う。

真理子さんのピコ太朗ダンス…想像して笑いました^m^


番外編の西郷どんについての脚本家の中園ミホさんとの対談も興味深かった。
西郷どん、ずっと楽しみに見ていたので・・・・


                      ★★★
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