理想の女は「浮気を許してくれる都合のいい人」と言い切っていたフリーライターの長谷部は、突如として正反対のタイプに惹かれてしまう。結婚を前提に付き合ってほしいと迫るものの、恋愛は自分の気持ちだけでは成立しないという現実にうちのめされる。婚活中のOL・奈留美は、冷凍食品を温めた夕食を取りながら、合コンで一度会ったきりの漫画家にデートのお誘いメールを送信。今までのそっけなさすぎる返信とたび重なるドタキャンのことは忘れて、最後のチャンスに望みを託す。
(幻冬舎HPより)
上巻で登場人物たちの仕事や性格などのプロフィ-ル的なものが頭のなかにイメ-ジ出来ていたので
それぞれの人物たちがどうやって恋愛のパ-トナ-を見つけていくのか?
その過程が楽しかった(^^)
上巻では登場しなかった、覚本敬彦の兄・祐樹が出てきて、バイク事故を起こして漫画を描くことを休んでいたということで心配だったけれど、奥さんと娘と新たな道に進み始めたことがわかってホッとした。
途中からどんどんカップル誕生!!
え?この人がこの人と?というカップルもあれば、ああ、やっぱり二人は・・・・。
なんていうカップルも。
普通のOLの松尾奈留美が、恋愛のアドバイスをネット上で受けながら、覚本敬彦にめげずにアプロ-チしていく様子も微笑ましかった。
そのアドバイスをする側の「ヌエ」という人物の正体が途中でわかったのも面白かった。
なるほど・・・・そういうわけで的確なアドバイスが出来たんだぁ~(^^)
登場人物たちが漫画家だったり、その編集者だったりで、よく知らない仕事の裏側を知れたのも興味深く
本の表紙(裏表紙も)にある、フカザワナオコさんの漫画「おさきに読みました」も面白かった。
途中の一歩という表題もいい!!
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
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★★★★★ぜったい再読したい!!
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★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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