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読んだ本の感想あれこれ。
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510pvmI42FL__SL500_AA300_.jpg 発行年月:2012年7月


いまは恋愛よりも、部活が楽しい-----
すべての世代の胸を打つ、2012年最高の青春小説!

私たちは、演じつづけて何になるのだろう。
本当の喜びも、悲しみも、彼女たちはまだ知らない-----

北関東の高校に通うさおりは、演劇部最後の一年を迎えようとしていた。姫キャラのユッコ、黙っていれば可愛いガルル、天才・わび助らと共に、年にたった一度の大会に挑む。目指すは地区大会突破。そんな時、学校に新しい先生がやって来た。東京の大学で演劇をやっていたというスッゴイ美人。「何だ、小っちゃいな、目標。行こうよ、全国!」。え? すべてはその一言から始まった。
高校演劇は負けたら終わり。男子よりも、勉強よりも大切な日々が幕を開ける。

地方の高校演劇部を舞台に、少年少女たちの一途な思いがぶつかり、交差し、きらめく。
劇作家・平田オリザが満を持して送り出す初めての小説は、誰もが待っていた文化系青春小説の金字塔!


                                      (講談社HPより)



高校の演劇部の話。
演劇のことは、さっぱりわからないけれど、なるほど~劇ってこうして作られるんだぁ~と
勉強になりました。

主人公は演劇部では、演出を手掛ける高橋さおり。
先輩が引退し、部長として部内のまとめ役でもある。

3年生になったばかりのときは、5人しか居なかった部員が、1年生部員が増え12名に。
その後、演劇の強豪校から転校してきた中西悦子も加わる。

大学で演劇をしていて一時は女優の道も考えた吉岡先生も副顧問になり、演劇部の活動がドンドン
活気溢れる部活になっていく。

劇中劇の『銀河鉄道の夜』の雰囲気も楽しめて、良かった。
原作をすぐにまた読みたくなる。

夢中になれるものがあって、一緒にそれを楽しめる仲間が居て・・・・
素晴らしい高校生活だなぁ~。
こんな風に毎日を充実して送れるってうらやましい。

爽やかな青春小説でした!


著者の平田オリザさんは、実際に劇作家として有名な方なんですね。
その世界のことに疎くてお名前すら知りませんでしたが・・・・
機会があれば、実際に平田さんが演出した劇を見てみたいなぁ~。


★★★★★





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