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読んだ本の感想あれこれ。
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8e70fb30.jpg発行年月:2009年2月


山荘での退屈な時間を過ごすために発明(?)された、独創的な「遊び」の数々・・・・・ケイバ、顔、それはなんでしょう、軍人将棋。魅惑的な日々の「遊び」が、ひと夏の時間を彩ってゆく。小説家「コモロ-」一家の別荘に集う、個性的な(実在する!?)友人たちとの夏の出来事をつづる、大人の青春小説。第一回大江健三郎賞受賞作家による朝日新聞夕刊連載の単行本化。

                         (朝日新聞出版HPより)

著者の私小説でしょうか?

夏になると作家の「コロモ-」氏の別荘に集まる人たちの、可笑しな遊びの数々が披露されます。
とくにそこに珍しい出来事が起こるわけでなし、延々と大人同士が山荘の中で遊ぶ様子が書かれているのです。

最初は「なんじゃこりゃ?」なのですが、読んでいくと、なんだか、そんな世界に自分も浸かっているかんじ。
登場人物たちの普通の会話のやりとりが、妙に可笑しい。

遊びは、全部、家の中で出来る物。
麻雀パイを使った「ケイバ」という遊びやら、軍人将棋にも特別な役割の駒を増やした遊び。

物を全く使わない遊びも可笑しかった。

「それはなんでしょう」と「ダジャレしりとり」最高!
わたしも遊びたい!
一緒にやってくれる人、居るかが問題だけど・・・・^^;


こんな小説、初めて。
意外性のある小説。

読み始めて、暫くで「あ、つまんない」と思った人は、最後までつまんないかもしれないけど、読み始めて「へ~おもしろそう」と思ったら、最後まで、そのかんじは持続します(笑)

わたしは、後者だったので、最後まで面白く読めました。

そういえば、中学生の頃、軍人将棋、よく弟と二人でやったなぁ~。
すっかりル-ルは忘れたけど、また遊びたくなった!

★★★
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