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読んだ本の感想あれこれ。
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6f2ee3d5.jpg発行年月:2006年2月


できたてのセカイと、憂鬱なわたしたちの物語。

いま、最も鮮烈な7人の書き手がおくる
青春文学ベスト・トラック集  

                       (本の帯文より)


角田光代  あの八月の、
有川 浩   クジラの彼
日向 蓬   涙の匂い
三羽省吾  ニ-ト・ニ-ト・ニ-ト
坂木 司   ホテルジュ-シ-
桜庭一樹  辻斬りのように
森見登美彦  夜は短し歩けよ乙女




以前、読んだ作品は 「クジラの彼」と「夜は短し歩けよ乙女」は、文句なしによかった!
何度読んでも、いいなぁ~(^^)
ほかの作品は、今回はじめて。
全く初めて読む作家さんは、日向さんと三羽さん。


以前、読んだ作品は、大好きなので、もう一度読みたくて。
そしてほかの作品も読んでみたかったものが多かったので読み始めから期待度が大きかった書。

読後その期待は、外れることなく、大満足の1冊でした!
アンソロジ-は、なかには好みじゃないのもあって普通ですが、これは、どれもいい。
あくまでもわたしの好みには、ドンピシャ!だったというわけですが・・・・。


初めて読む、日向さんの「涙の匂い」は、中学生時代、少しだけ住んだ東北の町の様子を思い出したように書かれた話。
ほのぼのとした暮らしの中で起こる、出来事。
甘酸っぱい初恋。
懐かしいような不思議なかんじがしました。

そして、やはり初めて読む三羽さんの「ニ-ト・ニ-ト・ニ-ト」あまり明るい現実ではないですが、登場人物たちのやりきれない感情が伝わってくるようで、なかなか興味深かった。


アンソロジ-で初めて読んだ作家さんの作品が気に入ると、その方の他の作品を読みたくなります。
自分にとっての新しい作家さん、発掘にはいいですね~♪


この表紙写真もちょっと今の季節っぽくて好き!


★★★★
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