心臓外科医は、なぜ消えた?
「ドナ-予定者」「友のいない男」「関西弁の呟き」
かすかな手がかりを、元刑事・鹿川奈月が追う!
医療ミステリ-界の気鋭が贈るノンストップ・サスペンス!
「私は孤独意外の何ものでもなかった。でも現実から目をそらし、憑かれたように動いた。佐藤基樹も、そういう生活をしていたのだろうか?」
肝臓移植のドナ-になるはずだった心臓外科医・佐藤基樹が失踪した。佐藤はかつての恋人・遼子から捜索を頼まれた元刑事・鹿川奈月は男の生まれ故郷を訪ねる。しかし、以前そこにおた「佐藤基樹」はまったくの別人だった。“佐藤”とは何者なのか?そして、なぜ逃げるのか?足取りを追う奈月は、孤独な男の影にいつしか自らを重ね合わせていた・・・・・。
(祥伝社HPより)
最初は、状況を飲み込むまでちょっと戸惑いましたが、途中から面白くなりました。
心臓外科医として信頼される仕事をしながらいた人がなぜ、突然、失踪したのか?
すごく疑問を持ちながら・・・・
そして、追う奈月が真相を掴んでいく様子が面白かった。
「佐藤基樹」と名乗っていた外科医の本当の名前は、棚田弘志であり、どうして名前を捨てて逃げ
どういう経緯で佐藤基樹になったのか?
ラストで明かされ・・・・・なるほど~といっぺんに納得出来ました。
言ってみれば、勘違いなんですが・・・・こういう状況にもしも追い込まれたら、あり得る話ではあると思う。
途中のハラハラドキドキ感も楽しかったし、真相が分かった後の、後日談にもホッとした。
まあまあ楽しめる作品だったと思います。
医療ミステリ-というには現場から離れ過ぎの話ではありましたが・・・・^^;
元刑事の奈月が、またどこかで登場する話しが読めるといいな。
★★★
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★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
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★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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